高校数学 公式・解法ノート
必須

確率の定義と「区別して数える」

着眼点確率は同様に確からしい根元事象で数える。同じ色の玉・同じさいころもすべて区別する。

P(A)=\frac{\text{A の起こる場合の数}}{\text{起こりうるすべての場合の数}}

分母と分子は同じ数え方(順番を考えるなら両方順番あり、同時に取り出すなら両方 C)で揃える。

例題
1
2個のさいころを投げるとき、目の和が7になる確率を求めよ。
解答
全体 36 通り。和が7は (1,6),(2,5),(3,4),(4,3),(5,2),(6,1) の6通り。
\dfrac{6}{36}=\dfrac16。答 \dfrac16
2
赤玉3個・白玉2個の入った袋から同時に2個取り出す。(1) 2個とも赤 (2) 赤と白が1個ずつ、の確率を求めよ。
解答
玉をすべて区別して全体 {}_{5}\mathrm{C}_{2}=10 通り。
(1) {}_{3}\mathrm{C}_{2}=3 通りで \dfrac{3}{10}。
(2) 3\times2=6 通りで \dfrac{6}{10}=\dfrac35。
答 (1) \dfrac{3}{10} (2) \dfrac35
注意「和が7になるのは(1,6),(2,5),(3,4)の3通り、全体21通り」のように区別せずに数えると、根元事象が同様に確からしくなく誤り。

「場合の数と確率」の項目

  1. 和の法則・積の法則必須
  2. 順列 ₙPᵣ(隣接・非隣接・数字の並び)必須
  3. 組合せ ₙCᵣ(選ぶだけ・図形・最短経路)必須
  4. 組分け(区別あり/なし)差がつく
  5. 同じものを含む順列必須
  6. 円順列・じゅず順列差がつく
  7. 重複順列と部屋分け(空き部屋なし)差がつく
  8. 重複組合せ(○と|の並べ方)差がつく
  9. 確率の定義と「区別して数える」必須
  10. 余事象・「少なくとも」・最大値の確率必須
  11. 独立試行・反復試行の確率必須
  12. 条件付き確率と乗法定理必須
  13. 期待値必須
  14. 2状態の推移 pₙ₊₁=apₙ+b必須
  15. 3状態以上の推移(対称性で1本の漸化式に)差がつく
  16. 完全順列(全員が自分以外を受け取る)不要

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