高校数学 公式・解法ノート
必須

媒介変数表示の微分

着眼点x,y がともに t の式なら、それぞれ t で微分して割る。接線は「t の値 → 点と傾き」の順で出す。

\frac{dy}{dx}=\frac{\ \frac{dy}{dt}\ }{\frac{dx}{dt}}第2次導関数:\dfrac{d^2y}{dx^2}=\dfrac{\frac{d}{dt}\left(\frac{dy}{dx}\right)}{\frac{dx}{dt}}
例題
1
x=t^2+1,\ y=t^3-t で表される曲線の、t=2 に対応する点での接線を求めよ。
解答
\dfrac{dy}{dx}=\dfrac{3t^2-1}{2t}。t=2 で点 (5,6)、傾き \dfrac{11}{4}。y-6=\frac{11}{4}(x-5)答え y=\dfrac{11}{4}x-\dfrac{31}{4}
2
サイクロイド x=t-\sin t,\ y=1-\cos t について、t=\frac\pi2 での \frac{dy}{dx} を求めよ。
解答
\dfrac{dx}{dt}=1-\cos t、\dfrac{dy}{dt}=\sin t より \dfrac{dy}{dx}=\dfrac{\sin t}{1-\cos t}。
t=\frac\pi2 で \dfrac{1}{1-0}=1。答え 1
注意第2次導関数を \dfrac{(dy/dt)'}{(dx/dt)'} としない。\frac{dy}{dx} を t で微分して、もう一度 \frac{dx}{dt} で割る。

「微分法(数学Ⅲ)」の項目

  1. 微分係数の定義と微分可能性差がつく
  2. 積・商の微分必須
  3. 合成関数・逆関数の微分必須
  4. 三角・指数・対数関数の導関数必須
  5. 対数微分法差がつく
  6. 媒介変数表示の微分必須
  7. 陰関数の微分(円・楕円・双曲線の接線)差がつく
  8. 接線・法線必須
  9. 増減と極値(増減表)必須
  10. 凹凸・変曲点・漸近線とグラフの概形必須
  11. 最大・最小(文章題を含む)必須
  12. 不等式の証明(差をとって微分)必須
  13. 方程式の実数解の個数(定数分離)差がつく
  14. 平均値の定理差がつく
  15. 速度・加速度と近似式差がつく
  16. ロピタルの定理不要

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