高校数学 公式・解法ノート
必須

凹凸・変曲点・漸近線とグラフの概形

着眼点グラフは「定義域 → 対称性 → f'(増減)→ f''(凹凸)→ 端や漸近線での極限」の順に調べて表にまとめる。

f''(x)>0 で下に凸、f''(x)<0 で上に凸。f'' の符号が変わる点が変曲点。
漸近線:\displaystyle\lim_{x\to a}f(x)=\pm\infty なら x=a。\displaystyle\lim_{x\to\pm\infty}\{f(x)-(mx+n)\}=0 なら y=mx+n。
例題
1
y=e^{-\frac{x^2}{2}} の変曲点を求めよ。
解答
y'=-xe^{-\frac{x^2}2}、y''=-e^{-\frac{x^2}2}+x^2e^{-\frac{x^2}2}=(x^2-1)e^{-\frac{x^2}2}。
x=\pm1 の前後で y'' の符号が変わる。
答え \left(\pm1,\ \dfrac{1}{\sqrt e}\right)
2
y=\dfrac{x^2}{x-1} の漸近線と極値を求めよ。
解答
割り算して y=x+1+\dfrac{1}{x-1}。
漸近線:x=1 と y=x+1(\frac1{x-1}\to0)。
y'=1-\dfrac{1}{(x-1)^2}=\dfrac{x(x-2)}{(x-1)^2}。
x=0 で極大値 0、x=2 で極小値 4
ポイント分数関数は「割り算して 多項式 + 真分数」に直すと、斜めの漸近線と微分が一度に楽になる。

「微分法(数学Ⅲ)」の項目

  1. 微分係数の定義と微分可能性差がつく
  2. 積・商の微分必須
  3. 合成関数・逆関数の微分必須
  4. 三角・指数・対数関数の導関数必須
  5. 対数微分法差がつく
  6. 媒介変数表示の微分必須
  7. 陰関数の微分(円・楕円・双曲線の接線)差がつく
  8. 接線・法線必須
  9. 増減と極値(増減表)必須
  10. 凹凸・変曲点・漸近線とグラフの概形必須
  11. 最大・最小(文章題を含む)必須
  12. 不等式の証明(差をとって微分)必須
  13. 方程式の実数解の個数(定数分離)差がつく
  14. 平均値の定理差がつく
  15. 速度・加速度と近似式差がつく
  16. ロピタルの定理不要

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