高校数学 公式・解法ノート
必須

最大・最小(文章題を含む)

着眼点区間の端点の値と極値を比べる。文章題は「何を変数にするか」「その変数の範囲」を最初に書く。

例題
1
f(x)=x^2e^{-x}\ (0\le x\le3) の最大値・最小値を求めよ。
解答
f'(x)=(2x-x^2)e^{-x}=x(2-x)e^{-x}。0<x<2 で増加、2<x<3 で減少。
f(0)=0、f(2)=\frac{4}{e^2}、f(3)=\frac9{e^3}。
f(2) が極大かつ区間内で最大。最小は f(0) と f(3) の小さいほうで f(0)=0。
答え 最大値 \dfrac4{e^2}\ (x=2)、最小値 0\ (x=0)
2
半径 1 の球に内接する直円柱の体積の最大値を求めよ。
解答
円柱の高さを 2h、底面の半径を r とすると r^2=1-h^2\ (0<h<1)。V=\pi r^2\cdot2h=2\pi(h-h^3)V'=2\pi(1-3h^2)=0 より h=\frac1{\sqrt3}。この前後で V' は +\to-。V=2\pi\left(\frac1{\sqrt3}-\frac1{3\sqrt3}\right)=\frac{4\pi}{3\sqrt3}=\frac{4\sqrt3}{9}\pi答え \dfrac{4\sqrt3}{9}\pi
注意開区間では端点で値をとらないので、「最大値なし」になることがある。端での極限も調べる。

「微分法(数学Ⅲ)」の項目

  1. 微分係数の定義と微分可能性差がつく
  2. 積・商の微分必須
  3. 合成関数・逆関数の微分必須
  4. 三角・指数・対数関数の導関数必須
  5. 対数微分法差がつく
  6. 媒介変数表示の微分必須
  7. 陰関数の微分(円・楕円・双曲線の接線)差がつく
  8. 接線・法線必須
  9. 増減と極値(増減表)必須
  10. 凹凸・変曲点・漸近線とグラフの概形必須
  11. 最大・最小(文章題を含む)必須
  12. 不等式の証明(差をとって微分)必須
  13. 方程式の実数解の個数(定数分離)差がつく
  14. 平均値の定理差がつく
  15. 速度・加速度と近似式差がつく
  16. ロピタルの定理不要

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