高校数学 公式・解法ノート
必須

増減と極値(増減表)

着眼点f'(x) を因数分解し、符号が変わる点を並べて増減表。e^x や (\ )^2 など常に正の因数は符号に関係しない。

f'(x)>0 の区間で増加、f'(x)<0 で減少。f' の符号が +\to- で極大、-\to+ で極小。
例題
1
f(x)=xe^{-x} の極値を求めよ。
解答
f'(x)=e^{-x}-xe^{-x}=(1-x)e^{-x}。e^{-x}>0 なので符号は 1-x で決まる。
x<1 で f'>0、x>1 で f'<0。
答え x=1 で極大値 \dfrac1e(極小値なし)
2
f(x)=x-2\sin x\ (0\le x\le2\pi) の極値を求めよ。
解答
f'(x)=1-2\cos x=0 より \cos x=\frac12、x=\frac\pi3,\frac{5\pi}3。
0<x<\frac\pi3 で f'<0、\frac\pi3<x<\frac{5\pi}3 で f'>0、\frac{5\pi}3<x<2\pi で f'<0。
答え x=\frac\pi3 で極小値 \dfrac\pi3-\sqrt3、x=\frac{5\pi}3 で極大値 \dfrac{5\pi}3+\sqrt3
注意f'(a)=0 でも符号が変わらなければ極値ではない(例:x^3 の x=0)。

「微分法(数学Ⅲ)」の項目

  1. 微分係数の定義と微分可能性差がつく
  2. 積・商の微分必須
  3. 合成関数・逆関数の微分必須
  4. 三角・指数・対数関数の導関数必須
  5. 対数微分法差がつく
  6. 媒介変数表示の微分必須
  7. 陰関数の微分(円・楕円・双曲線の接線)差がつく
  8. 接線・法線必須
  9. 増減と極値(増減表)必須
  10. 凹凸・変曲点・漸近線とグラフの概形必須
  11. 最大・最小(文章題を含む)必須
  12. 不等式の証明(差をとって微分)必須
  13. 方程式の実数解の個数(定数分離)差がつく
  14. 平均値の定理差がつく
  15. 速度・加速度と近似式差がつく
  16. ロピタルの定理不要

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