高校数学 公式・解法ノート
必須

等比数列の一般項と和

着眼点和の公式は r\ne1 のときだけ。r=1 の可能性があれば必ず分ける。

a_n=ar^{n-1} S_n=\frac{a(r^n-1)}{r-1}=\frac{a(1-r^n)}{1-r}\ (r\ne1),\qquad S_n=na\ (r=1)
例題
1
第2項が 6、第5項が 162 の等比数列(公比は実数)の一般項と、初項から第 n 項までの和を求めよ。
解答
ar=6,\ ar^4=162 より r^3=27、r=3,\ a=2。
a_n=2\cdot3^{n-1}、S_n=\frac{2(3^n-1)}{3-1}=3^n-1
答 a_n=2\cdot3^{n-1}、S_n=3^n-1
2
公比が実数の等比数列で、初項から第3項までの和が 7、第6項までの和が 63 のとき、初項と公比を求めよ。
解答
r=1 なら S_6=2S_3=14\ne63 なので r\ne1。
S_6=S_3+r^3S_3=(1+r^3)S_3 より 1+r^3=9、r=2。
a(1+2+4)=7 より a=1。
答 初項 1、公比 2
注意r が文字のまま和を求めるときに r=1 の場合を忘れるのが典型的な減点。

「数列」の項目

  1. 等差数列の一般項と和必須
  2. 等比数列の一般項と和必須
  3. 3数が等差・等比になる条件(等差中項・等比中項)差がつく
  4. Σの公式と計算必須
  5. 分数の和は部分分数分解で消える(差の形)必須
  6. (等差)×(等比)の和は S-rS必須
  7. 階差数列・和 Sₙ から一般項必須
  8. aₙ₊₁=paₙ+q(特性方程式)必須
  9. aₙ₊₁=paₙ+(n の式)、aₙ₊₁=paₙ+rⁿ差がつく
  10. 分数型は逆数をとる差がつく
  11. 3項間漸化式 aₙ₊₂=paₙ₊₁+qaₙ必須
  12. Sₙ と aₙ が混ざった漸化式差がつく
  13. 群数列(区切りを入れた数列)差がつく
  14. 数学的帰納法必須
  15. 一般の分数型 aₙ₊₁=(paₙ+q)/(raₙ+s)・連立漸化式不要
  16. Σ k⁴ などの高次の和の公式不要

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