高校数学 公式・解法ノート
必須

階差数列・和 S_n から一般項

着眼点階差から戻すときも、S_n から戻すときも、式は n\ge2 でしか使えない。最後に n=1 を確認。

a_n=a_1+\sum_{k=1}^{n-1}b_k\quad(n\ge2,\ b_n=a_{n+1}-a_n) a_1=S_1,\qquad a_n=S_n-S_{n-1}\quad(n\ge2)
例題
1
数列 1,\ 2,\ 5,\ 10,\ 17,\ \dots の一般項を求めよ。
解答
階差は 1,3,5,7,\dots で b_k=2k-1。
n\ge2 のとき a_n=1+\sum_{k=1}^{n-1}(2k-1)=1+(n-1)^2。
n=1 でも 1 となり成り立つ。
答 a_n=n^2-2n+2
2
初項から第 n 項までの和が S_n=n^2+2n+3 である数列の一般項を求めよ。
解答
a_1=S_1=6。
n\ge2 のとき a_n=S_n-S_{n-1}=(n^2+2n+3)-\{(n-1)^2+2(n-1)+3\}=2n+1。
n=1 を代入すると 3\ne6 なので、まとめられない。
答 a_1=6、n\ge2 のとき a_n=2n+1
注意\sum_{k=1}^{n-1} の上端は n-1。公式の n を n-1 にするのを忘れると1ずれる。

「数列」の項目

  1. 等差数列の一般項と和必須
  2. 等比数列の一般項と和必須
  3. 3数が等差・等比になる条件(等差中項・等比中項)差がつく
  4. Σの公式と計算必須
  5. 分数の和は部分分数分解で消える(差の形)必須
  6. (等差)×(等比)の和は S-rS必須
  7. 階差数列・和 Sₙ から一般項必須
  8. aₙ₊₁=paₙ+q(特性方程式)必須
  9. aₙ₊₁=paₙ+(n の式)、aₙ₊₁=paₙ+rⁿ差がつく
  10. 分数型は逆数をとる差がつく
  11. 3項間漸化式 aₙ₊₂=paₙ₊₁+qaₙ必須
  12. Sₙ と aₙ が混ざった漸化式差がつく
  13. 群数列(区切りを入れた数列)差がつく
  14. 数学的帰納法必須
  15. 一般の分数型 aₙ₊₁=(paₙ+q)/(raₙ+s)・連立漸化式不要
  16. Σ k⁴ などの高次の和の公式不要

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