高校数学 公式・解法ノート
必須

無限等比級数

着眼点収束条件は「初項 =0 または |r|<1」。和の公式の前に必ず収束条件を確認する。

\sum_{n=1}^{\infty}ar^{n-1}=\frac{a}{1-r}\quad(|r|<1)a=0 なら和は 0。a\ne0 かつ |r|\ge1 なら発散。
例題
1
循環小数 0.\dot2\dot7 を分数で表せ。
解答
0.2727\cdots=\frac{27}{100}+\frac{27}{100^2}+\cdots は初項 \frac{27}{100}、公比 \frac1{100} の無限等比級数。\frac{\frac{27}{100}}{1-\frac1{100}}=\frac{27}{99}=\frac{3}{11}答え \dfrac3{11}
2
無限級数 x+x(1-x)+x(1-x)^2+\cdots が収束する x の範囲と、その和を求めよ。
解答
初項 x、公比 1-x。収束条件は x=0 または |1-x|<1、すなわち 0\le x<2。
x=0 のとき和は 0。
0<x<2 のとき \dfrac{x}{1-(1-x)}=1。
答え 0\le x<2 で収束し、和は x=0 で 0、0<x<2 で 1
注意初項 =0 の場合を忘れやすい(例2の x=0)。和の関数が不連続になる典型。

「極限」の項目

  1. 不定形 ∞/∞・∞-∞ の崩し方必須
  2. rⁿ の極限と場合分け必須
  3. はさみうちの原理必須
  4. 漸化式で決まる数列の極限差がつく
  5. 無限等比級数必須
  6. 部分和を求めてから極限(部分分数分解)必須
  7. 級数のかっこの付け外し・項の並べ替え不要
  8. 関数の極限:0/0 と x→-∞必須
  9. 極限値から係数を決める差がつく
  10. limₓ→₀(sin x)/x=1必須
  11. e に関する極限必須
  12. 片側極限と「極限が存在しない」差がつく
  13. 関数の連続性差がつく
  14. 中間値の定理差がつく
  15. ε-N 論法による極限の定義不要

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