高校数学 公式・解法ノート
差がつく

文字を含む定積分の最小値

着眼点積分すると文字 a の関数になる。あとは2次関数の最小、または場合分け。

例題
1
I(a)=\int_0^1(x^2-ax)^2dx の最小値と、そのときの a を求めよ。
解答
I(a)=\int_0^1(x^4-2ax^3+a^2x^2)dx=\frac15-\frac{a}{2}+\frac{a^2}{3} =\frac13\Big(a-\frac34\Big)^2+\frac15-\frac{3}{16}=\frac13\Big(a-\frac34\Big)^2+\frac{1}{80}
答 最小値 \frac{1}{80}(a=\frac34)
2
S(a)=\int_0^1|x-a|dx を a の式で表し、最小値を求めよ。
解答
a\le0:\int_0^1(x-a)dx=\frac12-a
a\ge1:\int_0^1(a-x)dx=a-\frac12
0<a<1:\int_0^a(a-x)dx+\int_a^1(x-a)dx=\frac{a^2}{2}+\frac{(1-a)^2}{2}=a^2-a+\frac12
最小は 0<a<1 の範囲の a=\frac12 で \frac14。
答 最小値 \frac14(a=\frac12)
ポイント|x-a| の積分は「2つの直角三角形の面積の和」とみると、計算の検算になる。

「積分法(数Ⅱ)」の項目

  1. 不定積分(f'(x) から f(x) を求める)必須
  2. 定積分の計算と偶関数・奇関数必須
  3. 絶対値のついた定積分必須
  4. 文字を含む定積分の最小値差がつく
  5. 面積は「上の式−下の式」を積分必須
  6. 1/6公式(放物線と直線・放物線どうし)必須
  7. 放物線と接線(1/3公式)差がつく
  8. 3次関数と接線(1/12公式)差がつく
  9. 面積を2等分する直線差がつく
  10. 上端・下端が定数 → 定数 k とおく必須
  11. 上端が x → 微分する・x=a を代入する必須
  12. 積分の中に x がある ∫₀ˣ(x-t)f(t)dt差がつく
  13. F(x)=∫ₐˣ f(t)dt の極値・最大最小差がつく
  14. 面積の証明問題(1/6公式を自分で示す・面積が一定を示す)必須
  15. 1/30公式(4次関数と2点で接する直線)不要

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