高校数学 公式・解法ノート
必須

乗法公式と展開の工夫

着眼点公式を当てはめる前に「同じかたまりが作れないか」を見る。4つの積は組み合わせて共通部分を作る。

(a\pm b)^2=a^2\pm 2ab+b^2,\quad (a+b)(a-b)=a^2-b^2(x+a)(x+b)=x^2+(a+b)x+ab(a\pm b)^3=a^3\pm 3a^2b+3ab^2\pm b^3(a\pm b)(a^2\mp ab+b^2)=a^3\pm b^3
例題
1
(x-2)^3 を展開せよ。
解答
(a-b)^3 の公式で a=x,\ b=2。x^3-3\cdot x^2\cdot 2+3\cdot x\cdot 2^2-2^3=x^3-6x^2+12x-8
2
(x+1)(x+2)(x+3)(x+4) を展開せよ。
解答
定数項の和が等しくなる組 (1,4),(2,3) で組む。(x+1)(x+4)=x^2+5x+4,\quad (x+2)(x+3)=x^2+5x+6t=x^2+5x とおくと (t+4)(t+6)=t^2+10t+24。=(x^2+5x)^2+10(x^2+5x)+24=x^4+10x^3+35x^2+50x+24(検算: x=1 で左辺 2\cdot3\cdot4\cdot5=120、右辺 1+10+35+50+24=120)
ポイント展開の答えは x=1 を代入して左右を比べると数秒で検算できる。
注意(a-b)^3 の符号は「+,-,+,-」と交互。-3a^2b と +3ab^2 を取り違えやすい。
確認問題
1
(2x-3y)^2 を展開せよ。
答え
4x^2-12xy+9y^2
2
(a+2)(a^2-2a+4) を展開せよ。
答え
a^3+8(a^3+b^3 の公式)

「数と式」の項目

  1. 乗法公式と展開の工夫必須
  2. たすき掛けの因数分解必須
  3. 次数の最も低い文字で整理する差がつく
  4. 対称式は和と積で表す差がつく
  5. a³+b³+c³-3abc の因数分解不要
  6. 分母の有理化必須
  7. √(a²)=|a| と場合分け必須
  8. 整数部分と小数部分必須
  9. 二重根号を外す差がつく
  10. 絶対値を含む方程式・不等式必須
  11. 一次不等式と整数解必須
  12. 集合の要素の個数とド・モルガン必須
  13. 必要条件・十分条件必須
  14. 対偶と背理法差がつく

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