高校数学 公式・解法ノート
必須

二項定理と一般項

着眼点展開しきらず「一般項」を書き、指数の条件から r を決める。

(a+b)^n=\sum_{r=0}^{n}{}_{n}\mathrm{C}_{r}\,a^{n-r}b^{r}

一般項(第 r+1 項): {}_{n}\mathrm{C}_{r}\,a^{n-r}b^{r}

  1. 一般項を書く(係数・符号も a,b に含めたまま)
  2. x の指数を r の式にする
  3. 欲しい指数と等しいとおいて r を出し、係数を計算
例題
1
(2x-1)^5 の展開式における x^3 の係数を求めよ。
解答
一般項は {}_{5}\mathrm{C}_{r}(2x)^{5-r}(-1)^r={}_{5}\mathrm{C}_{r}\,2^{5-r}(-1)^r x^{5-r}
5-r=3 より r=2
係数 ={}_{5}\mathrm{C}_{2}\cdot 2^3\cdot(-1)^2=10\cdot 8=80
答 80
2
\left(x^2+\dfrac{1}{x}\right)^6 の展開式における定数項を求めよ。
解答
一般項は {}_{6}\mathrm{C}_{r}(x^2)^{6-r}\left(\dfrac{1}{x}\right)^r={}_{6}\mathrm{C}_{r}\,x^{12-2r-r}={}_{6}\mathrm{C}_{r}\,x^{12-3r}
12-3r=0 より r=4
定数項 ={}_{6}\mathrm{C}_{4}=15
答 15
注意(2x-1)^5 の 2 や -1 を一般項から外し忘れて {}_{5}\mathrm{C}_{2}=10 と答えるミスが最多。符号 (-1)^r も忘れない。
確認問題
1
(x+2)^6 の x^4 の係数
答え
60(r=2: {}_{6}\mathrm{C}_{2}\cdot 2^2=15\cdot4)

「式と証明」の項目

  1. 二項定理と一般項必須
  2. 多項定理(3項の展開)差がつく
  3. 二項係数の和・余りへの応用差がつく
  4. 整式の割り算 A=BQ+R必須
  5. 分数式の計算(通分・部分分数)差がつく
  6. 剰余の定理必須
  7. 因数定理と3次式の因数分解必須
  8. 3次式・重解型で割った余り差がつく
  9. 恒等式の係数決定(係数比較・数値代入)必須
  10. 条件つき等式の証明必須
  11. 不等式の証明(差をとる・平方完成・2乗して比較)必須
  12. 相加平均と相乗平均の関係必須
  13. コーシー・シュワルツの不等式不要

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