高校数学 公式・解法ノート
必須

剰余の定理

着眼点割り算をせずに余りが出せる。余りの次数は「割る式の次数 − 1」以下とおく。

整式 P(x) を x-a で割った余りは P(a)。ax-b で割った余りは P\!\left(\dfrac{b}{a}\right)。

2次式で割った余りは px+q とおき、P(x)=(\text{割る式})Q(x)+px+q に割る式が 0 になる x を代入する。

例題
1
P(x)=x^3-2x+5 を x+2 で割った余りを求めよ。
解答
P(-2)=-8+4+5=1
答 1
2
整式 P(x) を x-1 で割ると 3 余り、x+2 で割ると -3 余る。P(x) を (x-1)(x+2) で割った余りを求めよ。
解答
P(x)=(x-1)(x+2)Q(x)+ax+b とおく。
P(1)=a+b=3、P(-2)=-2a+b=-3
引いて 3a=6、a=2,\ b=1
答 2x+1
注意x+2 で割るときに代入するのは x=-2。符号の取り違えに注意。

「式と証明」の項目

  1. 二項定理と一般項必須
  2. 多項定理(3項の展開)差がつく
  3. 二項係数の和・余りへの応用差がつく
  4. 整式の割り算 A=BQ+R必須
  5. 分数式の計算(通分・部分分数)差がつく
  6. 剰余の定理必須
  7. 因数定理と3次式の因数分解必須
  8. 3次式・重解型で割った余り差がつく
  9. 恒等式の係数決定(係数比較・数値代入)必須
  10. 条件つき等式の証明必須
  11. 不等式の証明(差をとる・平方完成・2乗して比較)必須
  12. 相加平均と相乗平均の関係必須
  13. コーシー・シュワルツの不等式不要

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