高校数学 公式・解法ノート
差がつく

a^x+a^{-x} を置き換える最大・最小

着眼点t=a^x+a^{-x} と置くと相加相乗平均で t\ge 2。a^{2x}+a^{-2x}=t^2-2 で2次関数になる。

t=a^x+a^{-x}\ge 2\sqrt{a^x\cdot a^{-x}}=2\quad(\text{等号は } x=0) a^{2x}+a^{-2x}=t^2-2
例題
1
y=4^x+4^{-x}-2(2^x+2^{-x}) の最小値と、そのときの x を求めよ。
解答
t=2^x+2^{-x} とおくと、相加相乗平均より t\ge 2(等号は x=0)。
4^x+4^{-x}=t^2-2 なので y=t^2-2-2t=(t-1)^2-3 t\ge 2 の範囲では t が大きいほど y は大きいので、t=2 で最小。y=1-3=-2。
答 最小値 -2(x=0)
注意t の範囲を t>0 としてしまうと、軸 t=1 で最小と誤る。必ず t\ge 2。

「指数・対数関数」の項目

  1. 指数法則と累乗根必須
  2. 累乗・累乗根の大小比較必須
  3. 指数方程式・不等式(底をそろえる)必須
  4. t=aˣ と置いて2次方程式・不等式に必須
  5. aˣ+a⁻ˣ を置き換える最大・最小差がつく
  6. 底が文字のときは a>1 と 0<a<1 で場合分け差がつく
  7. 対数の定義・性質・底の変換必須
  8. 対数方程式・不等式(真数条件が先)必須
  9. t=logₐ x と置く最大・最小差がつく
  10. aˣ=bʸ=cᶻ 型は全体の対数をとる差がつく
  11. 桁数・最高位の数字・小数第何位必須
  12. 「初めて〜を超える n」を常用対数で差がつく
  13. 常用対数の値そのものを評価する証明不要

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