高校数学 公式・解法ノート
差がつく

「初めて〜を超える n」を常用対数で

着眼点両辺の常用対数をとって1次不等式にする。\log_{10}(\text{1未満の数})<0 で割るときは向きが逆。

例題
1
1.5^n>100 となる最小の自然数 n を求めよ(\log_{10}2=0.3010,\ \log_{10}3=0.4771)。
解答
\log_{10}1.5=\log_{10}\frac{3}{2}=0.4771-0.3010=0.1761。
0.1761n>2 より n>11.35\cdots。
答 n=12
2
同じ条件で、0.9^n<0.1 となる最小の自然数 n を求めよ。
解答
\log_{10}0.9=2\log_{10}3-1=-0.0458。
-0.0458n<-1 より(負で割るので向きが逆)n>21.8\cdots。
答 n=22
ポイント1.5=\frac{3}{2}、0.9=\frac{9}{10}、1.2=\frac{12}{10} のように、2・3・5・10 の積と商に直すのが第一手。

「指数・対数関数」の項目

  1. 指数法則と累乗根必須
  2. 累乗・累乗根の大小比較必須
  3. 指数方程式・不等式(底をそろえる)必須
  4. t=aˣ と置いて2次方程式・不等式に必須
  5. aˣ+a⁻ˣ を置き換える最大・最小差がつく
  6. 底が文字のときは a>1 と 0<a<1 で場合分け差がつく
  7. 対数の定義・性質・底の変換必須
  8. 対数方程式・不等式(真数条件が先)必須
  9. t=logₐ x と置く最大・最小差がつく
  10. aˣ=bʸ=cᶻ 型は全体の対数をとる差がつく
  11. 桁数・最高位の数字・小数第何位必須
  12. 「初めて〜を超える n」を常用対数で差がつく
  13. 常用対数の値そのものを評価する証明不要

高校数学ノートの項目一覧 ・ 着眼点まとめ ・ ノート全体を開く(「理解した」のチェックと進み具合はノートに保存されます)