高校数学 公式・解法ノート
必須

累乗・累乗根の大小比較

着眼点底がそろうなら指数で比べる。そろわないなら、全部を同じ回数だけ累乗して根号を外す。

  • a>1 のとき p<q \iff a^p<a^q(増加)
  • 0<a<1 のとき p<q \iff a^p>a^q(減少・向きが逆)
  • 根号の次数がばらばらなら、最小公倍数乗する。
例題
1
2^{-1},\ \left(\frac{1}{2}\right)^{3},\ 4^{\frac{1}{3}} を小さい順に並べよ。
解答
底を2に:2^{-1},\ 2^{-3},\ 2^{\frac{2}{3}}。底 2>1 なので指数の小さい順。
答 \left(\frac{1}{2}\right)^{3}<2^{-1}<4^{\frac{1}{3}}
2
\sqrt{3},\ \sqrt[3]{5},\ \sqrt[6]{26} を小さい順に並べよ。
解答
どれも正なので6乗して比べる。
(\sqrt{3})^6=27,\ (\sqrt[3]{5})^6=25,\ (\sqrt[6]{26})^6=26
答 \sqrt[3]{5}<\sqrt[6]{26}<\sqrt{3}
注意累乗して比べてよいのは全部正のときだけ。負の数が混じったら先に符号で分ける。
確認問題
1
2^{30} と 3^{20} はどちらが大きいか。
答え
2^{30}=8^{10}、3^{20}=9^{10} なので 3^{20} が大きい(指数を10でくくってそろえる)。

「指数・対数関数」の項目

  1. 指数法則と累乗根必須
  2. 累乗・累乗根の大小比較必須
  3. 指数方程式・不等式(底をそろえる)必須
  4. t=aˣ と置いて2次方程式・不等式に必須
  5. aˣ+a⁻ˣ を置き換える最大・最小差がつく
  6. 底が文字のときは a>1 と 0<a<1 で場合分け差がつく
  7. 対数の定義・性質・底の変換必須
  8. 対数方程式・不等式(真数条件が先)必須
  9. t=logₐ x と置く最大・最小差がつく
  10. aˣ=bʸ=cᶻ 型は全体の対数をとる差がつく
  11. 桁数・最高位の数字・小数第何位必須
  12. 「初めて〜を超える n」を常用対数で差がつく
  13. 常用対数の値そのものを評価する証明不要

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