高校数学 公式・解法ノート
必須

共分散と相関係数

着眼点表を作って「x の偏差」「y の偏差」「積」「2乗」を列ごとに足すのが最速で確実。

s_{xy}=\frac{1}{n}\sum (x_k-\overline{x})(y_k-\overline{y}),\qquad r=\frac{s_{xy}}{s_x s_y}\quad(-1\le r\le 1)

1/n は分子分母で消えるので、r=\dfrac{\sum(\text{偏差の積})}{\sqrt{\sum(x\text{偏差})^2}\sqrt{\sum(y\text{偏差})^2}} で計算してよい。

例題
1
標準偏差 s_x=4,\ s_y=5、共分散 s_{xy}=-12 のとき相関係数を求めよ。
解答
r=\dfrac{-12}{4\times5}=-0.6。答 -0.6
2
5組のデータ (x,y)=(1,2),(2,4),(3,5),(4,4),(5,5) の相関係数を求めよ(小数第2位まで)。
解答
\overline{x}=3,\ \overline{y}=4。
x の偏差 -2,-1,0,1,2、y の偏差 -2,0,1,0,1。
積の和 4+0+0+0+2=6、x 偏差の2乗和 10、y 偏差の2乗和 4+0+1+0+1=6。
r=\dfrac{6}{\sqrt{10}\sqrt{6}}=\dfrac{6}{2\sqrt{15}}=\dfrac{\sqrt{15}}{5}\approx0.77。
答 約0.77
注意相関係数が -1\sim1 を超えたら計算ミス。共分散は負になり得るが、分散・標準偏差は負にならない。

「データの分析」の項目

  1. 平均値・中央値・最頻値必須
  2. 四分位数と四分位範囲必須
  3. 箱ひげ図の読み取り必須
  4. 外れ値の基準差がつく
  5. 分散と標準偏差必須
  6. 変量の変換 y=ax+b必須
  7. 2つのグループを合わせた平均・分散差がつく
  8. 共分散と相関係数必須
  9. 散布図と相関の読み取り必須
  10. 変換したときの共分散・相関係数差がつく
  11. 仮説検定の考え方差がつく
  12. 標準化と偏差値不要

高校数学ノートの項目一覧 ・ 着眼点まとめ ・ ノート全体を開く(「理解した」のチェックと進み具合はノートに保存されます)