高校物理 要点・解法ノート
必須

原子核の構成と放射性崩壊

着眼点質量数 A =陽子数+中性子数、原子番号 Z =陽子数。α崩壊で A が4・Z が2減り、β崩壊で Z が1増える(A は不変)。γ線では A・Z とも変わらない。

崩壊出るものAZ
α崩壊ヘリウム原子核 ^4_2\mathrm{He}-4-2
β崩壊電子(原子核内の中性子が陽子に変わる)0+1
γ崩壊電磁波(γ線)00
例題
1
^{226}_{\ 88}\mathrm{Ra} がα崩壊してできる原子核の質量数と原子番号を求めよ。
解答
質量数 226 - 4 = 222、原子番号 88 - 2 = 86(^{222}_{\ 86}\mathrm{Rn})。
2
^{238}_{\ 92}\mathrm{U} が何回かのα崩壊とβ崩壊をして ^{206}_{\ 82}\mathrm{Pb} になった。α崩壊とβ崩壊の回数を求めよ。
解答
質量数はα崩壊でしか変わらない: (238 - 206)/4 = 8 回。
原子番号: α崩壊8回で 92 - 16 = 76。β崩壊を x 回として 76 + x = 82、x = 6 回。
ポイント回数の問題は「まず質量数でα、次に原子番号でβ」の順に決める。
注意β崩壊は質量数が変わらないのに原子番号が増える。「電子が出るから減る」と考えない。
確認問題
1
同位体とは何が同じで何が違う原子か。
答え
原子番号(陽子数)が同じで、質量数(中性子数)が違う

「電子と光・原子と原子核」の項目

  1. 電気素量(ミリカンの実験)差がつく
  2. 光子のエネルギーと運動量必須
  3. 光電効果必須
  4. X線の発生(連続X線と固有X線)差がつく
  5. ブラッグ反射差がつく
  6. コンプトン効果差がつく
  7. 物質波(ド・ブロイ波)必須
  8. ボーアの原子模型(水素原子)必須
  9. 原子核の構成と放射性崩壊必須
  10. 放射線の性質と単位必須
  11. 半減期必須
  12. 質量とエネルギーの等価性・質量欠損と結合エネルギー必須
  13. 核反応・核分裂・核融合差がつく
  14. 素粒子と基本的な力不要

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