高校化学 要点・解法ノート
必須

エステル化・加水分解・けん化

着眼点カルボン酸+アルコール ⇄ エステル+水(濃硫酸が触媒、可逆)。塩基で加水分解するけん化は不可逆(カルボン酸の塩になるから)。

\ce{CH3COOH + C2H5OH <=> CH3COOC2H5 + H2O} \ce{CH3COOC2H5 + NaOH -> CH3COONa + C2H5OH}

酢酸エチルは水に溶けにくく、果実のような香りをもつ。

例題
1
分子式 \ce{C4H8O2} のエステル A を加水分解すると、銀鏡反応を示すカルボン酸 B と、ヨードホルム反応を示すアルコール C が得られた。A の示性式は?
解答
銀鏡反応を示すカルボン酸はギ酸 \ce{HCOOH}。残りの炭素3個がアルコール側で、候補は1-プロパノールと2-プロパノール。ヨードホルム陽性なのは2-プロパノール。
A は \ce{HCOOCH(CH3)2}(ギ酸イソプロピル)。
確認問題
1
エステルを NaOH で加水分解する反応を何というか。
答え
けん化。

「脂肪族化合物」の項目

  1. 元素分析 → 組成式 → 分子式必須
  2. 構造異性体の数え方と不飽和度必須
  3. 立体異性体(シス・トランス異性体と鏡像異性体)差がつく
  4. アルカン:置換反応差がつく
  5. アルケン:付加反応と製法必須
  6. アルキン:アセチレンの付加反応必須
  7. オゾン分解・マルコフニコフ則不要
  8. アルコールの級数と酸化・エーテル必須
  9. アルデヒド・ケトンと検出反応(銀鏡・フェーリング・ヨードホルム)必須
  10. カルボン酸:酸の強さ・ギ酸・酢酸・マレイン酸必須
  11. エステル化・加水分解・けん化必須
  12. 油脂の構造とけん化価・ヨウ素価差がつく
  13. セッケンと合成洗剤必須

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