高校化学 要点・解法ノート
差がつく

アルカン:置換反応

着眼点\ce{C_nH_{2n+2}}。単結合だけで反応性は低いが、光を当てるとハロゲンと置換反応する。

\ce{CH4 + Cl2 -> CH3Cl + HCl}

さらに置換が進み \ce{CH2Cl2}、\ce{CHCl3}(クロロホルム)、\ce{CCl4}(テトラクロロメタン)ができる。

  • 炭素数が増えるほど沸点が高い(分子間力が大きい)。炭素数4までは常温で気体。
  • 同じ炭素数なら、枝分かれが多いほど沸点が低い。
例題
1
メタン 1\ \mathrm{mol} のすべての H を Cl に置き換えるのに、塩素は何 mol 必要か。
解答
1回の置換で \ce{Cl2} 1 分子を使い H 1個が Cl になる(もう1個の Cl は HCl になる)。H は4個なので 4\ \mathrm{mol}。\ce{CH4 + 4Cl2 -> CCl4 + 4HCl}
確認問題
1
ペンタンと2,2-ジメチルプロパンで沸点が高いのは?
答え
ペンタン(直鎖のほうが分子どうしの接触面積が大きく分子間力が強い)。

「脂肪族化合物」の項目

  1. 元素分析 → 組成式 → 分子式必須
  2. 構造異性体の数え方と不飽和度必須
  3. 立体異性体(シス・トランス異性体と鏡像異性体)差がつく
  4. アルカン:置換反応差がつく
  5. アルケン:付加反応と製法必須
  6. アルキン:アセチレンの付加反応必須
  7. オゾン分解・マルコフニコフ則不要
  8. アルコールの級数と酸化・エーテル必須
  9. アルデヒド・ケトンと検出反応(銀鏡・フェーリング・ヨードホルム)必須
  10. カルボン酸:酸の強さ・ギ酸・酢酸・マレイン酸必須
  11. エステル化・加水分解・けん化必須
  12. 油脂の構造とけん化価・ヨウ素価差がつく
  13. セッケンと合成洗剤必須

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