高校化学 要点・解法ノート
不要

格子エネルギー(ボルン・ハーバーサイクル)

着眼点イオン結晶をばらばらの気体イオンにするのに必要なエネルギー。直接測れないので、ヘスの法則の回り道で求める。

例題
1
次の値(kJ/mol)から、\ce{NaCl(s) -> Na+(g) + Cl-(g)} の ΔH を求めよ。
\ce{Na(s) -> Na(g)} +107、\ce{Na(g) -> Na+(g) + e-} +496、\ce{1/2Cl2(g) -> Cl(g)} +122、\ce{Cl(g) + e- -> Cl-(g)} -349、\ce{NaCl(s)} の生成エンタルピー -411
解答
単体 → 気体イオン の2経路が等しい: -411 + U = 107 + 496 + 122 - 349 U = 376 + 411 = 787 答え +787\ \mathrm{kJ}

「化学反応とエネルギー」の項目

  1. エンタルピー変化 ΔH の表し方必須
  2. 反応エンタルピーの種類(何の 1 mol か)必須
  3. 発熱量の測定と 1 mol あたりへの換算必須
  4. 温度変化のグラフ(外挿)と溶解+中和差がつく
  5. 状態の違いと ΔH差がつく
  6. ヘスの法則(式の足し引き)必須
  7. 生成・燃焼エンタルピーから一発で求める必須
  8. 結合エネルギーから ΔH必須
  9. エンタルピーの図(エネルギー図)必須
  10. 発熱量から混合物の組成差がつく
  11. 光とエネルギー(光化学反応・化学発光)差がつく
  12. 格子エネルギー(ボルン・ハーバーサイクル)不要
  13. 反応の進む向きとエントロピー不要

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