高校化学 要点・解法ノート
必須

エンタルピーの図(エネルギー図)

着眼点縦軸にエンタルピー、物質の組を横線で描く。発熱反応は下向きの矢印。図にすれば足し引きの向きが目で見える。

  • 上の段ほどエンタルピーが大きい(不安定)。
  • 矢印の長さ= |ΔH|、下向きなら ΔH は負。
  • 同じ出発点・到着点を結ぶ2つの経路の ΔH の合計は等しい。
例題
1
図で、\ce{C(s) + O2} の段から \ce{CO + 1/2O2} の段まで 111 kJ 下がり、\ce{C(s) + O2} の段から \ce{CO2} の段まで 394 kJ 下がる。\ce{CO} の燃焼エンタルピーは。
解答
\ce{CO + 1/2O2} の段から \ce{CO2} の段までの下がり幅は 394 - 111 = 283\ \mathrm{kJ}。答え -283\ \mathrm{kJ/mol}
確認問題
1
吸熱反応を図で表すと、矢印は上向きか下向きか。
答え
上向き(生成物のほうがエンタルピーが大きい)

「化学反応とエネルギー」の項目

  1. エンタルピー変化 ΔH の表し方必須
  2. 反応エンタルピーの種類(何の 1 mol か)必須
  3. 発熱量の測定と 1 mol あたりへの換算必須
  4. 温度変化のグラフ(外挿)と溶解+中和差がつく
  5. 状態の違いと ΔH差がつく
  6. ヘスの法則(式の足し引き)必須
  7. 生成・燃焼エンタルピーから一発で求める必須
  8. 結合エネルギーから ΔH必須
  9. エンタルピーの図(エネルギー図)必須
  10. 発熱量から混合物の組成差がつく
  11. 光とエネルギー(光化学反応・化学発光)差がつく
  12. 格子エネルギー(ボルン・ハーバーサイクル)不要
  13. 反応の進む向きとエントロピー不要

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