高校物理 要点・解法ノート
必須

変位・速度・加速度の式

着眼点単振動は等速円運動の影を見たもの。速さは中心で最大 A\omega、加速度は端で最大 A\omega^2 で、常に中心向き。

x=A\sin\omega t,\quad v=A\omega\cos\omega t,\quad a=-A\omega^2\sin\omega t=-\omega^2x

A 振幅、\omega 角振動数、周期 T=\dfrac{2\pi}\omega。

使う場面: a=-\omega^2x の形が出てきたら単振動と判定し、\omega を読み取る。

位置速さ加速度の大きさ
振動の中心(x=0)最大 A\omega0
振動の端(x=\pm A)0最大 A\omega^2
例題
1
振幅 0.10\ \mathrm{m}、周期 2.0\ \mathrm{s} の単振動の、速さの最大値と加速度の大きさの最大値を求めよ。\pi=3.14 とする。
解答
\omega=\dfrac{2\pi}{2.0}=\pi。
v_{\max}=A\omega=0.10\times3.14=0.314、a_{\max}=A\omega^2=0.10\times3.14^2=0.986\cdots
0.31\ \mathrm{m/s}、0.99\ \mathrm{m/s^2}
注意端で速さ0だが加速度は最大。「止まっている=力が0」ではない。

「単振動」の項目

  1. 変位・速度・加速度の式必須
  2. 等速円運動との対応(時間を求める)必須
  3. 単振動になる条件と周期の公式必須
  4. 水平ばね振り子必須
  5. 鉛直ばね振り子必須
  6. 単振り子必須
  7. 単振動のエネルギー必須
  8. 加速する箱の中の振り子(見かけの重力)差がつく
  9. 2本のばねではさむ・浮きの振動(K を読み取る)差がつく
  10. 放し方で式の形を決める(sin か cos か)差がつく
  11. 途中で振動が切り替わる(釘にかかる振り子)差がつく
  12. 減衰振動と強制振動不要

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