高校物理 要点・解法ノート
必須

単振動になる条件と周期の公式

着眼点つりあいの位置からのずれ x に対して、合力が F=-Kx の形になれば単振動。K を読み取れば周期が出る。

ma=-Kx\ \Rightarrow\ \omega=\sqrt{\frac Km},\qquad T=2\pi\sqrt{\frac mK}

手順: ①つりあいの位置を求める ②そこから x ずらした位置での合力を書く ③-Kx の形にして K を読む。振動の中心は必ずつりあいの位置。

例題
1
傾斜角 30^\circ のなめらかな斜面上で、ばね定数 20\ \mathrm{N/m} のばねに質量 0.20\ \mathrm{kg} の物体をつけて振動させた。周期を求めよ。\pi=3.14 とする。
解答
つりあいの位置(kx_0=mg\sin30^\circ)から斜面下向きに x ずらすと、合力は mg\sin30^\circ-k(x_0+x)=-kx。よって K=k。
T=2\pi\sqrt{\dfrac{0.20}{20}}=2\times3.14\times0.10=0.628
0.63\ \mathrm{s}(傾斜角によらない。重力はつりあいの位置をずらすだけ)

「単振動」の項目

  1. 変位・速度・加速度の式必須
  2. 等速円運動との対応(時間を求める)必須
  3. 単振動になる条件と周期の公式必須
  4. 水平ばね振り子必須
  5. 鉛直ばね振り子必須
  6. 単振り子必須
  7. 単振動のエネルギー必須
  8. 加速する箱の中の振り子(見かけの重力)差がつく
  9. 2本のばねではさむ・浮きの振動(K を読み取る)差がつく
  10. 放し方で式の形を決める(sin か cos か)差がつく
  11. 途中で振動が切り替わる(釘にかかる振り子)差がつく
  12. 減衰振動と強制振動不要

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