高校物理 要点・解法ノート
差がつく

ばねの直列・並列つなぎ

着眼点直列は各ばねに同じ力、伸びは足し算。並列は伸びが同じ、力が足し算。

直列: \dfrac1k=\dfrac1{k_1}+\dfrac1{k_2}  並列: k=k_1+k_2

導出の一言: 直列は x=\dfrac F{k_1}+\dfrac F{k_2}、並列は F=k_1x+k_2x から。

例題
1
ばね定数 20\ \mathrm{N/m} と 30\ \mathrm{N/m} のばねを直列につなぎ、0.60\ \mathrm{kg} のおもりをつるした。全体の伸びを求めよ。ばねの質量は無視し、g=9.8\ \mathrm{m/s^2} とする。
解答
合成ばね定数 \dfrac1k=\dfrac1{20}+\dfrac1{30}=\dfrac5{60} より k=12\ \mathrm{N/m}。
伸び \dfrac{0.60\times9.8}{12}=0.49
0.49\ \mathrm{m}(検算: 各ばねの伸び 5.88/20=0.294 と 5.88/30=0.196 の和が 0.49)
注意電気抵抗の合成と式の形が逆(ばねの直列はコンデンサーの直列と同じ形)。混同しやすい。

「力とつりあい・剛体」の項目

  1. 力の種類と見つけ方必須
  2. フックの法則(ばねの弾性力)必須
  3. ばねの直列・並列つなぎ差がつく
  4. 作用・反作用と「つりあい」の区別必須
  5. 力の分解(斜面の重力)必須
  6. 力のつりあいの式必須
  7. 静止摩擦力と最大静止摩擦力必須
  8. 力のモーメント必須
  9. 剛体のつりあいの2条件必須
  10. 重心の位置差がつく
  11. 倒れる条件と滑る条件差がつく
  12. 平行でない3力のつりあいは1点で交わる差がつく
  13. ラミの定理不要

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