高校物理 要点・解法ノート
必須

電力とジュール熱

着眼点P = IV を基本に、直列なら I^2R、並列なら V^2/R が比べやすい。

P = IV = I^2R = \frac{V^2}{R},\qquad Q = Pt
例題
1
「100\ \mathrm{V}、500\ \mathrm{W}」の電熱線の抵抗と、100\ \mathrm{V} で使ったときの電流を求めよ。
解答
R = V^2/P = 100^2/500 = 20\ \Omega。I = P/V = 5.0\ \mathrm{A}。
2
起電力 6.0\ \mathrm{V}、内部抵抗 2.0\ \Omega の電池に可変抵抗 R をつなぐ。R での消費電力が最大になる R とその電力を求めよ。
解答
P = \left(\dfrac{E}{R+r}\right)^2 R = \dfrac{E^2}{R + 2r + r^2/R}。相加相乗平均より R + \dfrac{r^2}{R} \geqq 2r、等号は R = r。
よって R = 2.0\ \Omega、P = \dfrac{6.0^2}{4\times2.0} = 4.5\ \mathrm{W}。
注意「100\ \mathrm{V} 用 500\ \mathrm{W}」を別の電圧で使ったら、一定なのは抵抗。電力は V^2 に比例して変わる。
確認問題
1
100\ \mathrm{V} 用 500\ \mathrm{W} の電熱線を 50\ \mathrm{V} で使うと消費電力は。
答え
125\ \mathrm{W}(抵抗一定で V^2 に比例、\frac14 倍)

「電流と直流回路」の項目

  1. 電流の正体とオームの法則・抵抗率必須
  2. 抵抗率の温度変化差がつく
  3. 抵抗の直列・並列必須
  4. 起電力と内部抵抗必須
  5. 電流計・電圧計と分流器・倍率器必須
  6. 電力とジュール熱必須
  7. キルヒホッフの法則必須
  8. ホイートストンブリッジ差がつく
  9. 電位差計(すべり抵抗線による起電力の測定)不要
  10. コンデンサーを含む直流回路必須
  11. RC回路の充電とエネルギー収支差がつく
  12. 非直線抵抗(電球)を含む回路差がつく
  13. ダイオードを含む回路不要

高校物理ノートの項目一覧 ・ 着眼点まとめ ・ ノート全体を開く(「理解した」のチェックと進み具合はノートに保存されます)