高校物理 要点・解法ノート
必須

起電力と内部抵抗

着眼点電池の端子電圧は電流が流れると下がる。V = E - rI のグラフは縦軸切片が E、傾きが -r。

V = E - rI,\qquad I = \frac{E}{R + r}
例題
1
起電力 1.5\ \mathrm{V}、内部抵抗 0.50\ \Omega の電池に 2.5\ \Omega の抵抗をつないだ。電流と端子電圧を求めよ。
解答
I = \dfrac{1.5}{2.5+0.50} = 0.50\ \mathrm{A}。端子電圧 V = 1.5 - 0.50\times0.50 = 1.25\ \mathrm{V}(= 2.5\times0.50 で検算)。
2
ある電池に 1.0\ \Omega をつなぐと 1.0\ \mathrm{A}、4.0\ \Omega をつなぐと 0.40\ \mathrm{A} 流れた。起電力と内部抵抗を求めよ。
解答
E = 1.0(1.0 + r)、E = 0.40(4.0 + r)。
1.0 + r = 1.6 + 0.40r より 0.60r = 0.60、r = 1.0\ \Omega、E = 2.0\ \mathrm{V}。
注意電圧計を電池に直接つないで測れるのは(電流がほぼ0なので)起電力。電流が流れているときの端子電圧と区別する。
確認問題
1
電池をショートさせた(外部抵抗0)ときの電流は。
答え
E/r

「電流と直流回路」の項目

  1. 電流の正体とオームの法則・抵抗率必須
  2. 抵抗率の温度変化差がつく
  3. 抵抗の直列・並列必須
  4. 起電力と内部抵抗必須
  5. 電流計・電圧計と分流器・倍率器必須
  6. 電力とジュール熱必須
  7. キルヒホッフの法則必須
  8. ホイートストンブリッジ差がつく
  9. 電位差計(すべり抵抗線による起電力の測定)不要
  10. コンデンサーを含む直流回路必須
  11. RC回路の充電とエネルギー収支差がつく
  12. 非直線抵抗(電球)を含む回路差がつく
  13. ダイオードを含む回路不要

高校物理ノートの項目一覧 ・ 着眼点まとめ ・ ノート全体を開く(「理解した」のチェックと進み具合はノートに保存されます)