高校数学 公式・解法ノート
必須

素因数分解と約数の個数・総和

着眼点まず素因数分解。約数は「各素数を何個使うか」の選び方なので、指数+1を掛ける。

N=p^a q^b r^c のとき

\text{約数の個数}=(a+1)(b+1)(c+1) \text{約数の総和}=(1+p+\cdots+p^a)(1+q+\cdots+q^b)(1+r+\cdots+r^c)

\sqrt{kN} が自然数 ⇔ kN の素因数の指数がすべて偶数。

例題
1
360 の正の約数の個数と総和を求めよ。
解答
360=2^3\cdot3^2\cdot5。
個数 (3+1)(2+1)(1+1)=24。
総和 (1+2+4+8)(1+3+9)(1+5)=15\cdot13\cdot6=1170。
答 24個、1170
2
正の約数がちょうど6個である最小の自然数を求めよ。
解答
個数 6=6 または 3\times2 なので、形は p^5 か p^2q(p,q は異なる素数)。
p^5 の最小は 2^5=32。p^2q の最小は 2^2\cdot3=12。
答 12(約数 1,2,3,4,6,12)
確認問題
1
\sqrt{540n} が自然数になる最小の自然数 n は?
答え
540=2^2\cdot3^3\cdot5。指数を偶数にするため n=3\cdot5=15(\sqrt{8100}=90)

「整数の性質」の項目

  1. 素因数分解と約数の個数・総和必須
  2. 最大公約数・最小公倍数と ab=GL必須
  3. ユークリッドの互除法必須
  4. 1次不定方程式 ax+by=c必須
  5. 余りで分類する(n=3k, 3k+1, 3k+2)必須
  6. 合同式で余りを計算する差がつく
  7. 式の最大公約数 gcd(2n+1, n+3)差がつく
  8. 積の形に直す (x-a)(y-b)=k必須
  9. 大小を仮定して範囲を絞る差がつく
  10. n! に含まれる素因数の個数差がつく
  11. n 進法(整数と小数)必須
  12. フェルマーの小定理不要

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