高校数学 公式・解法ノート
必須

1次不定方程式 ax+by=c

着眼点特殊解を1つ見つけて引き算し、「a(\cdots)=b(\cdots) で a,b が互いに素」から一般解を出す。

  1. 特殊解 (x_0,y_0) を見つける(代入 or 互除法)
  2. 元の式と引いて a(x-x_0)=-b(y-y_0)
  3. a,b が互いに素なので x-x_0 は b の倍数:x=x_0+bk,\ y=y_0-ak(k は整数)

c が \gcd(a,b) の倍数でなければ整数解はない。

例題
1
11x+7y=1 のすべての整数解を求めよ。
解答
11\cdot2+7\cdot(-3)=1 なので特殊解 (2,-3)。
引いて 11(x-2)=-7(y+3)。11と7は互いに素なので x-2=7k。このとき y+3=-11k。
答 x=7k+2,\ y=-11k-3(k は整数)
2
3x+5y=40 を満たす正の整数の組 (x,y) をすべて求めよ。
解答
特殊解 (5,5)。3(x-5)=-5(y-5) より x=5k+5,\ y=-3k+5。
x>0 より k>-1、y>0 より k<\dfrac53。よって k=0,1。
答 (x,y)=(5,5),(10,2)
注意一般解の x と y で k の係数の符号を逆にし忘れるミス。最後に k=1 を代入して元の式を満たすか確かめる。
確認問題
1
11x+7y=5 の整数解は?
答え
特殊解 (3,-4)(33-28=5)。x=7k+3,\ y=-11k-4

「整数の性質」の項目

  1. 素因数分解と約数の個数・総和必須
  2. 最大公約数・最小公倍数と ab=GL必須
  3. ユークリッドの互除法必須
  4. 1次不定方程式 ax+by=c必須
  5. 余りで分類する(n=3k, 3k+1, 3k+2)必須
  6. 合同式で余りを計算する差がつく
  7. 式の最大公約数 gcd(2n+1, n+3)差がつく
  8. 積の形に直す (x-a)(y-b)=k必須
  9. 大小を仮定して範囲を絞る差がつく
  10. n! に含まれる素因数の個数差がつく
  11. n 進法(整数と小数)必須
  12. フェルマーの小定理不要

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