高校物理 要点・解法ノート
必須

重力と弾性力の位置エネルギー

着眼点重力の位置エネルギーは基準の高さを自分で決めてよい(差だけが意味をもつ)。弾性力の位置エネルギーの基準は必ず自然長。

U_g=mgh,\qquad U_k=\frac12kx^2

導出の一言: mgh は持ち上げるのに要る仕事。\frac12kx^2 は F=kx のグラフ(三角形)の面積。

例題
1
基準面から高さ 5.0\ \mathrm{m} にある質量 2.0\ \mathrm{kg} の物体の重力による位置エネルギーを求めよ。g=9.8\ \mathrm{m/s^2} とする。
解答
U=2.0\times9.8\times5.0=98
98\ \mathrm{J}
2
ばね定数 200\ \mathrm{N/m} のばねを 0.10\ \mathrm{m} 縮めたときの弾性力による位置エネルギーを求めよ。
解答
U=\frac12\times200\times0.10^2=1.0
1.0\ \mathrm{J}
注意基準より下では mgh は負。弾性エネルギーは伸びでも縮みでも正(x^2)。

「仕事と力学的エネルギー」の項目

  1. 仕事の定義必須
  2. 運動エネルギーと仕事の関係必須
  3. 仕事率差がつく
  4. 重力と弾性力の位置エネルギー必須
  5. 力学的エネルギー保存必須
  6. 保存が使える条件(仕事をしない力を見抜く)必須
  7. 非保存力がはたらくとき(摩擦があるとき)必須
  8. 鉛直につるしたばね(自然長で放す)差がつく
  9. F-xグラフの面積=仕事差がつく
  10. 糸でつながれた物体系のエネルギー保存差がつく
  11. 変化する力の仕事を積分で求める不要

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