高校物理 要点・解法ノート
必須

運動エネルギーと仕事の関係

着眼点運動エネルギーの変化=物体がされた仕事の合計。途中の加速度を求めずに速さが出る。

K=\frac12mv^2,\qquad \frac12mv^2-\frac12mv_0^2=W

導出の一言: v^2-v_0^2=2ax に \frac12m を掛け、ma=F を使うと \frac12mv^2-\frac12mv_0^2=Fx。

W には重力・摩擦力など、はたらくすべての力の仕事を入れる。

例題
1
質量 2.0\ \mathrm{kg} の物体が 3.0\ \mathrm{m/s} で動いている。運動エネルギーを求めよ。
解答
K=\frac12\times2.0\times3.0^2=9.0
9.0\ \mathrm{J}
2
粗い水平面上を 10\ \mathrm{m/s} で滑り始めた質量 1.0\ \mathrm{kg} の物体が止まるまでの距離を、仕事とエネルギーの関係で求めよ。動摩擦係数 0.50、g=9.8\ \mathrm{m/s^2} とする。
解答
0-\frac12\times1.0\times10^2=-0.50\times1.0\times9.8\times x
50=4.9x より x=10.2
10\ \mathrm{m}(質量は両辺で消えるので結果は質量によらない)
確認問題
1
速さが2倍になると運動エネルギーは何倍か。
答え
4倍(v^2 に比例)

「仕事と力学的エネルギー」の項目

  1. 仕事の定義必須
  2. 運動エネルギーと仕事の関係必須
  3. 仕事率差がつく
  4. 重力と弾性力の位置エネルギー必須
  5. 力学的エネルギー保存必須
  6. 保存が使える条件(仕事をしない力を見抜く)必須
  7. 非保存力がはたらくとき(摩擦があるとき)必須
  8. 鉛直につるしたばね(自然長で放す)差がつく
  9. F-xグラフの面積=仕事差がつく
  10. 糸でつながれた物体系のエネルギー保存差がつく
  11. 変化する力の仕事を積分で求める不要

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