高校物理 要点・解法ノート
必須

力学的エネルギー保存

着眼点「はじめの K+U = あとの K+U」。途中の経路や斜面の形がわからなくても、高さと速さだけで解ける。

\frac12mv_1^2+mgh_1+\frac12kx_1^2=\frac12mv_2^2+mgh_2+\frac12kx_2^2

使う場面: なめらかな面・曲面、振り子、ばねで打ち出す、など「速さと高さ(伸び)」の関係を問われたとき。

例題
1
高さ 5.0\ \mathrm{m} の点から、なめらかな曲面を静かに滑り下りた物体の、最下点での速さを求めよ。g=9.8\ \mathrm{m/s^2} とする。
解答
mg\times5.0=\frac12mv^2 より v^2=98、v=9.89\cdots
9.9\ \mathrm{m/s}(曲面の形によらない)
2
なめらかな水平面上で、ばね定数 100\ \mathrm{N/m} のばねを 0.20\ \mathrm{m} 縮め、質量 0.50\ \mathrm{kg} の物体を押し当てて放した。ばねを離れたときの速さと、その後なめらかな斜面を上る最高の高さを求めよ。g=9.8\ \mathrm{m/s^2} とする。
解答
ばねのエネルギー \frac12\times100\times0.20^2=2.0\ \mathrm{J}。
2.0=\frac12\times0.50\times v^2 より v^2=8.0、v=2.82\cdots
2.0=0.50\times9.8\times h より h=0.408\cdots
2.8\ \mathrm{m/s}、0.41\ \mathrm{m}
ポイント式を書く前に「はじめ」と「あと」の状態を図に2つ描き、それぞれの K・U を書き出させると漏れがない。

「仕事と力学的エネルギー」の項目

  1. 仕事の定義必須
  2. 運動エネルギーと仕事の関係必須
  3. 仕事率差がつく
  4. 重力と弾性力の位置エネルギー必須
  5. 力学的エネルギー保存必須
  6. 保存が使える条件(仕事をしない力を見抜く)必須
  7. 非保存力がはたらくとき(摩擦があるとき)必須
  8. 鉛直につるしたばね(自然長で放す)差がつく
  9. F-xグラフの面積=仕事差がつく
  10. 糸でつながれた物体系のエネルギー保存差がつく
  11. 変化する力の仕事を積分で求める不要

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