高校化学 要点・解法ノート
差がつく

凝固点降下から分子量を求める

着眼点\Delta t = K\dfrac{w/M}{W}(w 溶質 g、W 溶媒 kg)を M について解く。

M = \frac{K w}{\Delta t \cdot W}
例題
1
ある非電解質 1.20 g をベンゼン 50.0 g に溶かすと、凝固点が 1.02 K 下がった。分子量を有効数字3桁で。ベンゼンの K_f = 5.12\ \mathrm{K\cdot kg/mol}。
解答
M = \frac{5.12 \times 1.20}{1.02 \times 0.0500} = \frac{6.144}{0.0510} = 120.5 答え 1.20\times10^2(検算: 1.20/120 = 0.0100\ \mathrm{mol}、m = 0.200、5.12 \times 0.200 = 1.02)
確認問題
1
電離する物質で同じ計算をすると、求めた分子量は真の値より大きくなるか小さくなるか。
答え
小さくなる(粒子が増えて \Delta t が大きく出る)

「溶液と溶解」の項目

  1. 溶解のしくみ(極性で判断)必須
  2. 濃度の換算(質量%・モル濃度・質量モル濃度)必須
  3. 固体の溶解度と析出量必須
  4. 水和物の析出(硫酸銅(Ⅱ)五水和物)差がつく
  5. 気体の溶解度とヘンリーの法則必須
  6. 蒸気圧降下(なぜ沸点が上がるか)差がつく
  7. 沸点上昇・凝固点降下の計算必須
  8. 凝固点降下から分子量を求める差がつく
  9. 冷却曲線の読み方差がつく
  10. 浸透圧必須
  11. ラウールの法則(蒸気圧降下の定量)不要
  12. コロイドの性質と分類必須

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