高校化学 要点・解法ノート
必須

溶解のしくみ(極性で判断)

着眼点極性の似たものどうしがよく溶ける。水(極性溶媒)にはイオン結晶・極性分子、ヘキサン(無極性溶媒)には無極性分子。

水和: 溶質粒子のまわりを水分子が取り囲んで安定化すること。イオンには水分子の極性のある側が向く(陽イオンには O 側、陰イオンには H 側)。

溶質水ヘキサンなど無極性溶媒
イオン結晶(\ce{NaCl} など)溶けやすいものが多い(水和)溶けにくい
極性分子(エタノール、\ce{HCl} など)溶けやすい溶けにくいものが多い
無極性分子(ヨウ素、ナフタレンなど)溶けにくい溶けやすい
例題
1
エタノールは水にもヘキサンにもよく溶ける。理由を構造から述べよ。
解答
ヒドロキシ基 \ce{-OH}(親水性、水と水素結合)と、エチル基 \ce{C2H5-}(疎水性、無極性溶媒となじむ)の両方をもつから。
確認問題
1
ヨウ素は水とヘキサンのどちらによく溶けるか。
答え
ヘキサン(どちらも無極性)

「溶液と溶解」の項目

  1. 溶解のしくみ(極性で判断)必須
  2. 濃度の換算(質量%・モル濃度・質量モル濃度)必須
  3. 固体の溶解度と析出量必須
  4. 水和物の析出(硫酸銅(Ⅱ)五水和物)差がつく
  5. 気体の溶解度とヘンリーの法則必須
  6. 蒸気圧降下(なぜ沸点が上がるか)差がつく
  7. 沸点上昇・凝固点降下の計算必須
  8. 凝固点降下から分子量を求める差がつく
  9. 冷却曲線の読み方差がつく
  10. 浸透圧必須
  11. ラウールの法則(蒸気圧降下の定量)不要
  12. コロイドの性質と分類必須

高校化学ノートの項目一覧 ・ 着眼点まとめ ・ ノート全体を開く(「理解した」のチェックと進み具合はノートに保存されます)