塩の分類と水溶液の液性
着眼点名前の「酸性塩」「塩基性塩」は化学式の形による分類で、水溶液の液性とは関係ない。液性は「もとの酸と塩基の強いほう」で決まる。
| 塩 | もとの酸+塩基 | 液性 |
|---|---|---|
| \ce{NaCl}, \ce{K2SO4} | 強酸+強塩基 | 中性 |
| \ce{CH3COONa}, \ce{Na2CO3} | 弱酸+強塩基 | 塩基性 |
| \ce{NH4Cl}, \ce{CuSO4} | 強酸+弱塩基 | 酸性 |
| \ce{NaHSO4}(酸性塩) | 強酸の H が残る | 酸性 |
| \ce{NaHCO3}(酸性塩) | 弱酸の H が残る | 弱い塩基性 |
例題
1
\ce{CH3COONa} の水溶液が塩基性を示す理由をイオン反応式で示せ。
解答
弱酸のイオン \ce{CH3COO-} が水と反応して \ce{OH-} を生じるため(加水分解)。\ce{CH3COO- + H2O <=> CH3COOH + OH-}
確認問題
1
\ce{NH4NO3}, \ce{KNO3}, \ce{Na2CO3} の水溶液の液性は。
答え
酸性・中性・塩基性