高校化学 要点・解法ノート
必須

滴定曲線と指示薬の選び方

着眼点中和点の pH は「できた塩の液性」。中和点付近の pH の急な変化の中に変色域が入る指示薬を選ぶ。

組合せ中和点フェノールフタレイン(変色域 8.0〜9.8、無色→赤)メチルオレンジ(変色域 3.1〜4.4、赤→黄)
強酸+強塩基中性付近使える使える
弱酸+強塩基塩基性使える使えない
強酸+弱塩基酸性使えない使える
弱酸+弱塩基—急な変化が小さく、指示薬での判定は不向き同左
例題
1
酢酸を水酸化ナトリウム水溶液で滴定するとき、適する指示薬とその理由は。
解答
フェノールフタレイン。中和点で生じる \ce{CH3COONa} の水溶液は塩基性で、pH の急な変化が塩基性側にあり、その中に変色域 8.0〜9.8 が入るから。
確認問題
1
アンモニア水を塩酸で滴定するときの指示薬は。
答え
メチルオレンジ(中和点が酸性側)

「酸と塩基」の項目

  1. アレニウスとブレンステッド・ローリーの定義必須
  2. 酸・塩基の価数と強弱必須
  3. 電離度と水素イオン濃度必須
  4. pH の求め方必須
  5. 希釈したときの pH差がつく
  6. 酸と塩基を混ぜたあとの pH差がつく
  7. 中和の量的関係必須
  8. 滴定に使う器具と共洗い必須
  9. 塩の分類と水溶液の液性必須
  10. 滴定曲線と指示薬の選び方必須
  11. 逆滴定(気体の吸収)差がつく
  12. 二段階中和(炭酸ナトリウム)差がつく
  13. 電離定数・緩衝液の pH 計算(化学基礎の範囲では)不要
  14. ルイスの酸・塩基不要

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