滴定曲線と指示薬の選び方
着眼点中和点の pH は「できた塩の液性」。中和点付近の pH の急な変化の中に変色域が入る指示薬を選ぶ。
| 組合せ | 中和点 | フェノールフタレイン(変色域 8.0〜9.8、無色→赤) | メチルオレンジ(変色域 3.1〜4.4、赤→黄) |
|---|---|---|---|
| 強酸+強塩基 | 中性付近 | 使える | 使える |
| 弱酸+強塩基 | 塩基性 | 使える | 使えない |
| 強酸+弱塩基 | 酸性 | 使えない | 使える |
| 弱酸+弱塩基 | — | 急な変化が小さく、指示薬での判定は不向き | 同左 |
例題
1
酢酸を水酸化ナトリウム水溶液で滴定するとき、適する指示薬とその理由は。
解答
フェノールフタレイン。中和点で生じる \ce{CH3COONa} の水溶液は塩基性で、pH の急な変化が塩基性側にあり、その中に変色域 8.0〜9.8 が入るから。
確認問題
1
アンモニア水を塩酸で滴定するときの指示薬は。
答え
メチルオレンジ(中和点が酸性側)