高校化学 要点・解法ノート
差がつく

希釈したときの pH

着眼点強酸を10倍に薄めると pH は1大きくなる。ただし酸をいくら薄めても pH は7を超えない(塩基なら7を下回らない)。

例題
1
pH 3 の塩酸を水で100倍に薄めた。pH は。
解答
[\ce{H+}]=1.0\times10^{-3}\div100=1.0\times10^{-5} → pH 5
2
pH 5 の塩酸を水で1000倍に薄めた。pH はおよそいくつか。
解答
計算上は 10^{-8} だが、水の電離による \ce{H+}(10^{-7})のほうが多くなる。酸性のまま中性に近づくだけで、pH 8 にはならない。答え 約 7(7 よりわずかに小さい)

「酸と塩基」の項目

  1. アレニウスとブレンステッド・ローリーの定義必須
  2. 酸・塩基の価数と強弱必須
  3. 電離度と水素イオン濃度必須
  4. pH の求め方必須
  5. 希釈したときの pH差がつく
  6. 酸と塩基を混ぜたあとの pH差がつく
  7. 中和の量的関係必須
  8. 滴定に使う器具と共洗い必須
  9. 塩の分類と水溶液の液性必須
  10. 滴定曲線と指示薬の選び方必須
  11. 逆滴定(気体の吸収)差がつく
  12. 二段階中和(炭酸ナトリウム)差がつく
  13. 電離定数・緩衝液の pH 計算(化学基礎の範囲では)不要
  14. ルイスの酸・塩基不要

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