高校物理 要点・解法ノート
差がつく

動く台から投げた物体

着眼点台の上の人が投げた物体の、地面から見た初速度=台の速度+台から見た初速度。水平方向は台と同じ速さで進み続ける。

等速で動く台車の上から鉛直に投げ上げると、地面からは放物運動に見えるが、水平方向の速度が台車と同じなので、台車の同じ位置に戻る。

例題
1
水平に 2.0\ \mathrm{m/s} で等速運動する台車の上から、台車に対して鉛直上向きに 9.8\ \mathrm{m/s} で小球を投げた。小球が投げた高さに戻るまでの時間と、その間に小球が地面に対して水平に動いた距離を求めよ。g=9.8\ \mathrm{m/s^2} とする。
解答
鉛直: 0=9.8t-4.9t^2 より t=2.0\ \mathrm{s}。
水平: 地面から見た水平の速さは台車と同じ 2.0\ \mathrm{m/s} なので 2.0\times2.0=4.0\ \mathrm{m}。台車も 4.0\ \mathrm{m} 進むので、小球は台車の投げた位置に戻る。
2.0\ \mathrm{s}、4.0\ \mathrm{m}
注意台車が加速しているときは同じ位置に戻らない(台車だけ速度が変わるため)。

「平面運動・放物運動・相対速度」の項目

  1. 速度の合成・分解(川を渡る船)必須
  2. 相対速度必須
  3. 動く台から投げた物体差がつく
  4. 水平投射必須
  5. 斜方投射必須
  6. 「最高点は vy=0、着地は y= 地面」で時刻を出す必須
  7. 斜面に落ちる放物運動差がつく
  8. 落ち始めた的に当てる(モンキーハンティング)差がつく
  9. 2物体の最接近距離不要

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