高校化学 要点・解法ノート
差がつく

多段階の反応(全体で何 mol から何 mol か)

着眼点各段階の反応式をつなげて「原料1 mol から製品が何 mol できるか」だけを出す。途中の物質の量は求めなくてよい。

例題
1
アンモニアを原料として硝酸をつくる(オストワルト法)。全体として \ce{NH3} 1 mol から \ce{HNO3} が 1 mol できる。\ce{NH3} 3.4 kg からできる \ce{HNO3} は最大何 kg か。(H=1.0, N=14, O=16)
解答
\ce{NH3}: 3400\div17=200\ \mathrm{mol} → \ce{HNO3} 200 mol
200\times63=12600\ \mathrm{g}=12.6\ \mathrm{kg}
答え 約 13 kg(有効数字2桁)
確認問題
1
硫黄 1 mol から接触法で硫酸は何 mol できるか(S はすべて \ce{H2SO4} になるとする)。
答え
1 mol(S 原子の数が保存される)

「化学反応式と量的関係」の項目

  1. 係数の合わせ方(目算法)必須
  2. 未定係数法差がつく
  3. イオン反応式差がつく
  4. 係数比=物質量比必須
  5. 量的計算の4手順必須
  6. 過不足のある反応必須
  7. 気体の体積だけで解く(同温同圧)必須
  8. 純度・不純物を含む試料必須
  9. グラフ問題(折れ曲がり点を読む)必須
  10. 混合気体の反応差がつく
  11. 混合物(固体)の組成を求める差がつく
  12. 多段階の反応(全体で何 mol から何 mol か)差がつく
  13. 化学の基本法則と人物名不要

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