高校化学 要点・解法ノート
差がつく

未定係数法

着眼点目算で合わないときは係数を a, b, c, \ldots とおき、元素ごとに方程式を立てる。どれか1つを1とおいて解く。

例題
1
銅と希硝酸の反応 \ce{Cu + HNO3 -> Cu(NO3)2 + NO + H2O} の係数を合わせよ。
解答
係数を a, b, c, d, e とおく。
Cu: a=c H: b=2e N: b=2c+d O: 3b=6c+d+e
c=1 とおくと a=1。N の式から d=b-2。O の式に代入して 3b=6+(b-2)+\frac{b}{2}、\frac{3}{2}b=4 より b=\frac{8}{3}。
d=\frac{2}{3}, e=\frac{4}{3}。全体を3倍して
\ce{3Cu + 8HNO3 -> 3Cu(NO3)2 + 2NO + 4H2O}検算 O: 左 24、右 18+2+4=24
確認問題
1
\ce{Fe2O3 + CO -> Fe + CO2} の係数を合わせよ。
答え
\ce{Fe2O3 + 3CO -> 2Fe + 3CO2}

「化学反応式と量的関係」の項目

  1. 係数の合わせ方(目算法)必須
  2. 未定係数法差がつく
  3. イオン反応式差がつく
  4. 係数比=物質量比必須
  5. 量的計算の4手順必須
  6. 過不足のある反応必須
  7. 気体の体積だけで解く(同温同圧)必須
  8. 純度・不純物を含む試料必須
  9. グラフ問題(折れ曲がり点を読む)必須
  10. 混合気体の反応差がつく
  11. 混合物(固体)の組成を求める差がつく
  12. 多段階の反応(全体で何 mol から何 mol か)差がつく
  13. 化学の基本法則と人物名不要

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