高校化学 要点・解法ノート
差がつく

酸化剤にも還元剤にもなる物質(\ce{H2O2}・\ce{SO2})

着眼点相手がより強い酸化剤なら還元剤として、より強い還元剤なら酸化剤としてはたらく。

例題
1
\ce{SO2} と \ce{H2S} の反応式を書き、\ce{SO2} のはたらきを答えよ。
解答
\ce{SO2 + 2H2S -> 3S + 2H2O}S の酸化数: \ce{SO2} は +4\to0(還元された)なので \ce{SO2} は酸化剤。
2
\ce{SO2} をヨウ素水に通すと色が消える。このとき \ce{SO2} のはたらきは。
解答
\ce{SO2 + I2 + 2H2O -> H2SO4 + 2HI}。S が +4\to+6 で、\ce{SO2} は還元剤。
確認問題
1
硫酸酸性で \ce{H2O2} と \ce{KI} を反応させると何が生じるか。
答え
\ce{I2}(\ce{H2O2} が酸化剤として \ce{I-} を酸化)

「酸化還元」の項目

  1. 酸化・還元の定義必須
  2. 酸化数の決め方と酸化還元の判定必須
  3. 酸化数が分数になる物質不要
  4. 代表的な酸化剤・還元剤の半反応式必須
  5. 半反応式のつくり方(4手順)必須
  6. 半反応式から反応式をつくる必須
  7. 酸化剤にも還元剤にもなる物質(H₂O₂・SO₂)差がつく
  8. 過マンガン酸カリウム滴定必須
  9. ヨウ素滴定差がつく
  10. COD(化学的酸素要求量)不要
  11. イオン化傾向と金属の反応性必須
  12. 金属と金属イオンの反応必須
  13. 電池のしくみ(ダニエル電池)差がつく
  14. 金属の製錬差がつく

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