合成樹脂(熱可塑性・熱硬化性)
着眼点鎖状 → 熱で軟らかくなる(熱可塑性)、立体網目状 → 熱で硬くなり元に戻らない(熱硬化性)。熱硬化性はホルムアルデヒドとの付加縮合でつくるものと覚える。
フェノール樹脂は、酸触媒でつくった中間体(ノボラック)は硬化剤を加えて加熱、塩基触媒でつくった中間体(レゾール)はそのまま加熱すると硬化する。
| 分類 | 構造 | 例 |
|---|---|---|
| 熱可塑性樹脂 | 鎖状 | ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、PET |
| 熱硬化性樹脂 | 立体網目状 | フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂(いずれもホルムアルデヒドと付加縮合) |
例題
1
フェノール樹脂が熱硬化性を示す理由を構造から説明せよ。
解答
フェノールのベンゼン環の複数の位置(o 位・p 位)がホルムアルデヒドを介してつながり、立体網目状の構造をつくるため。加熱しても分子が動けず軟らかくならない。
確認問題
1
ポリスチレンは熱可塑性か熱硬化性か。
答え
熱可塑性(付加重合でできた鎖状高分子)。