高校物理 要点・解法ノート
必須

全反射と臨界角

着眼点屈折率の大きい側から小さい側へ進むときだけ起こる。屈折角が 90° になる入射角が臨界角。

\sin\theta_c=\frac{n_2}{n_1}\quad(n_1>n_2)

入射角が \theta_c より大きいと、光はすべて反射する(光ファイバーはこれを利用)。

例題
1
屈折率 2.0 のガラスから空気(屈折率 1.0)へ光が出るときの臨界角を求めよ。
解答
\sin\theta_c=\dfrac{1.0}{2.0}=0.50
答 30^\circ
2
水(屈折率 \frac43)の深さ 1.0 m の底に点光源がある。水面から光が出てくるのは、光源の真上を中心とする円の内側だけである。この円の半径を求めよ。
解答
\sin\theta_c=\dfrac34、\cos\theta_c=\dfrac{\sqrt7}{4}、\tan\theta_c=\dfrac{3}{\sqrt7}。
円の縁は入射角がちょうど \theta_c の光が水面に当たる点なので
r=1.0\times\tan\theta_c=\dfrac{3}{\sqrt7}=1.13\ \mathrm{m}
答 1.1\ \mathrm{m}
注意空気からガラスへ(小→大)入るときは全反射は起こらない。臨界角の式も分母が大きいほうの屈折率。

「光」の項目

  1. 屈折率と屈折の法則必須
  2. 全反射と臨界角必須
  3. 見かけの深さ差がつく
  4. 光路長(光学距離)差がつく
  5. 光の速さの測定(フィゾーの方法)不要
  6. レンズの式(凸レンズ)必須
  7. レンズの作図と凹レンズ必須
  8. 2枚のレンズの組み合わせ差がつく
  9. 球面鏡(凹面鏡・凸面鏡)不要
  10. ヤングの実験(二重スリット)必須
  11. 回折格子必須
  12. 薄膜の干渉と反射での位相のずれ必須
  13. くさび形空気層とニュートンリング差がつく

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