高校化学 要点・解法ノート
必須

ルシャトリエの原理(平衡の移動)

着眼点加えた変化を打ち消す向きに平衡が移動する。条件ごとに向きを機械的に決められるようにする。

加えた変化移動する向き
ある物質の濃度を上げるその物質が減る向き
加圧(体積を小さく)気体の分子数が減る向き
加熱吸熱の向き(ΔH が正の向き)
触媒を加える移動しない(平衡に早く達するだけ)
体積一定で貴ガスを加える移動しない(各分圧が変わらない)
全圧一定で貴ガスを加える気体の分子数が増える向き(体積が増え各分圧が下がる)
例題
1
\ce{N2 + 3H2 <=> 2NH3} \Delta H = -92\ \mathrm{kJ} について、(1) 加圧 (2) 加熱 (3) 触媒を加える (4) 体積一定でアルゴンを加える、のとき平衡はどちらへ移動するか。
解答
(1) 右(分子数 4 → 2 で減る向き)
(2) 左(正反応は発熱なので、吸熱の向きは左)
(3) 移動しない
(4) 移動しない
確認問題
1
\ce{2NO2 <=> N2O4}(正反応は発熱)。冷やすと気体の色はどうなるか。
答え
薄くなる(発熱の向き=右へ移動し、赤褐色の \ce{NO2} が減る)

「反応速度と化学平衡」の項目

  1. 反応速度の表し方と変える要因必須
  2. 反応速度式の次数を実験データから決める差がつく
  3. 活性化エネルギーと触媒必須
  4. アレニウスの式不要
  5. 平衡定数(化学平衡の法則)必須
  6. 平衡定数から平衡時の量を求める必須
  7. 圧平衡定数 Kp差がつく
  8. ルシャトリエの原理(平衡の移動)必須
  9. 水のイオン積と pH・pOH必須
  10. 弱酸の電離平衡と pH必須
  11. 弱塩基(アンモニア)の電離平衡と pH必須
  12. 共役な酸と塩基の関係 KₐKb = Kw差がつく
  13. 2価の弱酸(炭酸)の段階的な電離差がつく
  14. 緩衝液の pH必須
  15. 緩衝液に強酸・強塩基を加えたときの pH差がつく
  16. 塩の加水分解と pH必須
  17. 弱酸を強塩基で滴定したときの各点の pH差がつく
  18. 指示薬の変色域と電離平衡不要
  19. 溶解度積と沈殿の判定必須
  20. 溶解度積から溶解度を求める差がつく
  21. 硫化水素の電離平衡と硫化物の沈殿不要
  22. ごく薄い酸の pH(水の電離を無視できないとき)不要

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