受験数学マップ

判別式と解の存在

数学I / 2次関数 / 東大での重要度 ★★★☆☆

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要点

判別式D=b²−4acは、解の公式x=(−b±√D)/2aの根号の中身に名前をつけたものにすぎない。D>0なら異なる2つの実数解、D=0なら重解、D<0なら実数解なし、という対応は解の公式から直接読み取れる。この理解があれば、判別式は暗記すべき独立した公式ではなく、いつでも解の公式から復元できる道具になる。

こんなときに使う

手順

  1. 1. 2次方程式をax²+bx+c=0の形に整理する
  2. 2. D=b²−4acを計算する
  3. 3. 求める条件(実数解を持つ、異なる2つの実数解を持つ、実数解を持たない)に応じてDの符号条件を立てる

例題

x²+2x+k=0が実数解を持つようなkの範囲を求めよ。
解答
  1. D/4=1−k≧0(実数解は重解も含むので等号あり)
  2. ∴ k≦1
  3. 検算:k=1のときx²+2x+1=(x+1)²=0で重解x=−1を持つ ○

別解・ほかの見方

落とし穴

なぜ大事か

実数条件を式に翻訳する基本手段

東大での出方

軌跡・領域・通過領域のほぼすべての問題で、実数条件を式に翻訳する手段として使われる基礎技術。

確認問題

前提になるノード

このノードを前提にするノード

「2次関数」のノード

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