分離法の一覧と選び方
着眼点何の性質の差を使うか(粒の大きさ・沸点・溶解度・昇華性・溶媒への溶けやすさ・吸着のしやすさ)で選ぶ。
| 方法 | 使う性質の差 | 例 |
|---|---|---|
| ろ過 | 固体と液体(ろ紙を通るか) | 砂の混じった水から砂を除く |
| 蒸留 | 沸点(固体が溶けた液体から液体を取り出す) | 海水から水を得る |
| 分留(分別蒸留) | 沸点(液体どうしの混合物) | 原油からガソリン・灯油などを分ける、液体空気から窒素と酸素 |
| 再結晶 | 温度による溶解度の差 | 少量の \ce{CuSO4} を含む \ce{KNO3} の精製 |
| 昇華法 | 昇華しやすさ | ヨウ素と砂の混合物からヨウ素 |
| 抽出 | 溶媒への溶けやすさ | ヨウ素水からヘキサンでヨウ素、茶葉から湯で成分 |
| クロマトグラフィー | ろ紙などへの吸着のしやすさ | 水性ペンのインクの色素 |
例題
1
次の分離に最も適した方法は。(1) ヨウ素と砂 (2) 原油 (3) 水性ペンの黒インクの色素 (4) 砂を含む食塩から食塩
解答
(1) 昇華法 (2) 分留 (3) クロマトグラフィー (4) 水に溶かしてろ過し、ろ液を蒸発(ろ過+蒸発)
確認問題
1
液体空気から酸素と窒素を分ける方法は。
答え
分留(沸点の差を使う液体どうしの分離)