受験数学マップ

理三の合格ライン(数学 6問中4完+α / 目安80〜100点)

東大レイヤー / 到達点 / 東大での重要度 ★★★★★

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要点

東大理系数学は6問150分、120点満点。ここで持つべき目標は満点ではない。理三合格者でも全問完答は稀で、実際には4完+部分点、おおむね100点前後を取りにいくのが現実的な戦い方になる。この目標設定を誤ると、『全範囲を均一に完璧にしないと』という終わりのない状態から抜け出せなくなる。やるべきことは全部やることではなく、確実に取れる問題を落とさないことと、差がつく最上位テーマに手を伸ばせる状態を作ることの2つである。

こんなときに使う

手順

  1. 1. 目標を『6完』ではなく『4完+部分点』に設定する
  2. 2. 確実に取れる標準問題を、絶対に落とさない状態にする(計算と記述の精度)
  3. 3. 差がつくテーマ(評価と極限、立体の体積、整数の論証、確率の状態設計)に手を伸ばす
  4. 4. 出題頻度の低い分野(データの分析、統計的推測、n進法)は割り切って捨てる
  5. 5. 直前期は新規ではなく、既習の精度を上げることに時間を使う

例題

配点から逆算して、どこで点を取るかを設計する。
解答
  1. 【前提】6問 × 20点 = 120点満点(配点は公表されていないので、均等と仮定した目安)
  2. 【4完+部分点の内訳イメージ】
  3.  完答4問     80点
  4.  部分点2問(各10点程度) 20点
  5.         合計 約100点
  6. 【この点を取るために必要なこと】
  7. 1. 標準問題を確実に完答する
  8.   → 計算ミスをしない、場合分けを漏らさない、記述で減点されない
  9.   → ここは知識ではなく精度の問題。メタ技能の項目が効く
  10. 2. 難問で部分点を拾う
  11.   → (1) を取る、方針だけでも書く
  12.   → 白紙で出さない習慣
  13. 3. 差がつくテーマに手が届く状態にしておく
  14.   → 評価と極限、立体の体積、整数の論証、確率の状態設計
  15.   → この4つは東大が繰り返し出すので、投資効率が高い
  16. 【やらなくてよいこと】
  17. ・データの分析、統計的推測(二次では実質出ない)
  18. ・n進法などの低頻度テーマに時間をかけること
  19. ・全分野を均一の深さまで仕上げること
  20. 【注意】ここに書いた点数はあくまで目安。
  21. 配点は非公表で、合格最低点も年によって大きく動く。
  22. 数値そのものより、『満点を狙わない』『落とさないことを優先する』という
  23. 設計の考え方を持ち帰ってほしい。

別解・ほかの見方

落とし穴

なぜ大事か

全問完答は不要。標準3問を落とさず、難問1問に手を伸ばせる状態が目標

東大での出方

これは解法ではなく、戦略の項目。過去問を解くたびに『この年なら何点取れたか』『どこを落としたか』を記録し、目標との差を確認する。差が『難問が解けないから』なのか『標準問題を落としているから』なのかで、次にやることが変わる。

確認問題

発展

他科目との配分。数学に投じる時間の限界効用が、理科や英語に投じた場合を下回っていないかを定期的に見直す。数学の点数を10点上げるコストと、他科目で10点上げるコストを比べる視点を持つこと。

前提になるノード

「到達点」のノード

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