高校化学 要点・解法ノート
差がつく

ボルタ電池

着眼点亜鉛板と銅板を希硫酸に浸したもの。正極(銅)で起こるのは銅の析出ではなく水素の発生。

\ce{(-) Zn | H2SO4 aq | Cu (+)}

負極: \ce{Zn -> Zn^2+ + 2e-} 正極: \ce{2H+ + 2e- -> H2}

放電を始めるとすぐに起電力が低下する(電池の分極)。過酸化水素などの酸化剤を加えると回復する。

例題
1
ボルタ電池で銅板の質量は変化するか。
解答
変化しない。銅板は電子の受け渡しの場になるだけで、そこで \ce{H+} が還元されて水素が発生する。
確認問題
1
ボルタ電池の正極で発生する気体は。
答え
水素

「電池と電気分解」の項目

  1. 電池のしくみ(負極・正極)必須
  2. ダニエル電池必須
  3. ボルタ電池差がつく
  4. 鉛蓄電池(量的関係)必須
  5. 燃料電池差がつく
  6. 実用電池の一覧差がつく
  7. 電極での生成物の決め方必須
  8. 代表的な電気分解の組み合わせ必須
  9. ファラデーの法則(電気量と生成量)必須
  10. 水酸化ナトリウムの製造(イオン交換膜法)必須
  11. 電解槽の直列・並列差がつく
  12. 銅の電解精錬・アルミニウムの溶融塩電解差がつく
  13. 標準電極電位と起電力の計算不要

高校化学ノートの項目一覧 ・ 着眼点まとめ ・ ノート全体を開く(「理解した」のチェックと進み具合はノートに保存されます)