受験数学マップ

対称式・交代式

数学I / 数と式 / 東大での重要度 ★★★☆☆

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要点

対称式は基本対称式(和sと積t)だけで必ず表せる、という事実が整数問題・解と係数の関係・複素数平面のすべての土台になる。s,tで表す変形(a²+b²=s²−2t、a³+b³=s³−3st)は導出を一度自分の手でたどっておけば忘れない。交代式(符号を入れ替えると符号が変わる式)は(a−b)を因数に持つ、という性質も合わせて押さえておくと、因数分解の見通しが立つ。

こんなときに使う

手順

  1. 1. s=a+b, t=ab とおく
  2. 2. 求めたい対称式をs,tの式に変形する(a²+b²=s²−2t、a³+b³=s³−3st)
  3. 3. 与えられた条件からs,tの値を代入する

例題

a+b=4, ab=3 のとき a³+b³ の値を求めよ。
解答
  1. s=4, t=3 として a³+b³=s³−3st=64−3·4·3=64−36=28。
  2. 検算:a,bはx²−4x+3=0の解でa=1,b=3(またはその逆)。1³+3³=1+27=28 で一致。

別解・ほかの見方

落とし穴

なぜ大事か

解と係数の関係、整数問題、複素数平面すべての土台

東大での出方

単独出題は少ないが、整数問題で2数の和と積から候補を絞る場面、複素数の実部虚部の対称的な扱いで頻出。

確認問題

発展

3文字の対称式(a+b+c, ab+bc+ca, abcの3つの基本対称式)への拡張。3次方程式の解と係数の関係に直結する。

前提になるノード

このノードを前提にするノード

「数と式」のノード

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