受験英語 完全攻略ノート

得点のコツ

同じ英語力でも、設問の解き方で点数は変わる。設問タイプごとの手順と、時間の使い方を決めておく。

設問タイプ別の解き方

必須

和訳問題

着眼点いきなり訳さない。先に骨組み。
  1. 下線部の動詞→主語を取る(骨組みの取り方)。
  2. 修飾(前置詞句・節)を[ ]で囲み、どれが何にかかるかを決める。
  3. 指示語(this, it, such)の中身を、答案では具体的に書く。
  4. 直訳で意味を取ってから、日本語として自然に整える。

採点で見られやすい点:①主語・動詞・目的語が正しいか ②修飾の関係が正しいか ③否定・比較・譲歩の語を落としていないか ④指示語・代名詞が具体化されているか。全体が自然でも、これらが違うと減点になる。

よくある失敗:知らない単語を見て、文全体を「わからない」にしてしまう。骨組みを取って、わかる部分から訳すと、部分点が残る。

必須

要約・字数制限つきの説明問題

着眼点「何を答えるか」を先に決め、字数は最後に合わせる。
  1. 設問が求める内容(指すもの・理由・具体例)を、一言で決める。
  2. 本文の該当する文を見つけて、S・V を取る。
  3. 削る順番:重複 → 具体例 → 付随的な修飾語。主語と述語、「〜の場合に限り」のような条件は残す。
  4. 字数は、述語の言い方(〜こと/〜という忠告)で調整する。指定字数の8〜9割以上を埋める(上限は超えない)。

字数の注意:「〜字以内」は、1字でも超えると0点になりうる(句読点も通常1字に数える)。「〜字程度」なら前後1割が目安。

ポイント:文末を「〜こと。」「〜という点。」のように、設問の聞き方に合わせてそろえる(理由を聞かれたら「〜から」「〜ため」)。

必須

空所補充(語句・接続表現)

  1. 空所の品詞を、前後から決める。
  2. 前後の論理関係(逆接・順接・言い換え)を決める(論理を示す語)。
  3. 選択肢を入れて、文全体を読み直す。

ポイント:空所の前後だけでなく、次の文まで読む。答えの根拠は、後ろの文にあることも多い。

必須

内容一致・正誤問題

  1. 選択肢を先に読む。キーワードに印をつける。
  2. 本文の該当箇所を探して、選択肢と1文ずつ照らす。
  3. 合わない選択肢を消していく(消去法)。

選択肢を疑う目印:always / all / never / only / completely などの極端な語。本文に「書いていないこと」も×になる。ただし、本文にも同じ強さの語があれば、正解になりうる。

差がつく

指示語・下線部の内容説明

指す内容は、直前の1〜2文にある。指す内容を代入して意味が通るかを確かめる。答案には、代名詞のまま書かず、具体的な内容を書く。

差がつく

語句整序(並べ替え)

  1. 動詞と主語を先に決める。
  2. 文法のヒント(不定詞・関係詞・比較の形)を探して、くっつく語どうしを作る。
  3. かたまりを並べて、訳して意味が通るか確認する。
差がつく

自由英作文・和文英訳

注意:指定された語数を下回ると、大きく減点される。和文英訳は、英訳しやすい日本語に言い換えてから訳す。

線引き:辞書に載っている難しい語を使う必要はない。中学〜高校基礎の語で、意味が伝われば得点になる。

時間と復習

必須

時間配分

  1. 試験時間から逆算して、大問ごとの上限時間を決める。
  2. 詰まったら印をつけて次へ。あとで戻る。
  3. 最後に見直しの時間を残す(特にマークミス・記述の抜け)。

ポイント:本番と同じ時間配分で、過去問を時間を測って解く。時間配分の感覚は、練習でしか身につかない。マーク式では、飛ばす問題にも仮の答えを塗ってから次へ進む(塗り忘れを防ぐ)。

差がつく

間違いを3つに分類する

原因例戻る場所
① 知識不足語彙・文法・熟語を知らない文法・単語帳
② 構造の見落とし主語を取り違えた、節の範囲を間違えた構文・記号
③ 論理の読み違い逆接を見落とした、指示語の中身を間違えた論理を示す語

ポイント:間違えた問題に、①②③のどれかを書き込む。多い原因から、直すと効果が大きい。

ここまで不要

1問に固執して、満点を狙う

難問1つに時間を使いすぎて、取れるはずの問題を落とす。

線引き:目標は満点ではなく、合格点。手が止まったら、印をつけて先に進む。