Eメールの型(準2級)

相手の質問に答える+下線部について具体的な質問を2つ。40〜50語。

まず、形式と公式の注意点

必須

試験の形式:答える+質問2つ、40〜50語

準2級✓

外国人の知り合いから届いたEメールを読み、返信を書く。やることは2つだけ。

  1. 相手のEメールにある質問に、わかりやすく答える(多くはメールの最後の Do you think ~? など)
  2. 相手のEメールの下線部について、下線部の特徴を問う具体的な質問を2つする
項目公式の問題冊子の指示(2026年度第1回 準2級で確認)
語数解答欄(四角の枠)に書く英文の語数の目安は40語〜50語
印刷済みの部分Hi, 〇〇! / Thank you for your e-mail. / Best wishes, は印刷されている。Best wishes, の後に名前は書かなくてよい
解答欄解答用紙B面のEメール解答欄に書く。解答欄の外は採点されない
0点解答が相手のEメールに対応していないと判断されると、0点と採点されることがある
級ライティングの問題(2026年度第1回の公式過去問)
2級以上英文要約+意見論述(Eメールなし)
準2級プラス英文要約(25〜35語)+意見論述(50〜60語)(Eメールなし)
準2級Eメール(40〜50語)+意見論述(50〜60語)
3級Eメール(15〜25語)+意見論述(25〜35語)。3級のEメールは、友達の2つの質問(下線部)に答える形式で、自分から質問はしない

注意:採点の観点(内容・語彙・文法 など)の内訳は、Eメール問題については公式ページで確認できなかった(要確認)。確実なのは、上の表の公式の指示どおりに書くこと。

必須

メールの読み方:3か所に印をつける

準2級✓

書き始める前に、相手のメールに3か所印をつける。これで、書くことがほぼ決まる。

印探すもの返信での使い道
① 下線部下線が引かれた語句(例:a small vegetable garden)質問2つの対象。質問は必ずこれについて聞く
② 相手の質問メール中の ? で終わる文(多くは最後)返信の後半で答える
③ もう書いてある情報下線部について、メールにすでに書かれていること(誰と・何を・いつ)聞かないリスト。これを質問すると「読んでいない」質問になる

ポイント:③を先に消しておくと、質問を選ぶのが速い。例:「トマトときゅうりを植えた」と書いてあれば、What did you plant? は聞かない。

注意:相手の質問(②)は、下線部と直接は関係しない一般的な問い(例:若い人はもっと〜すべきか)になっていることが多い。下線部への質問と、相手の質問への答えを混ぜない。

型(骨組み)

必須

返信の型:反応 → 質問1 → 質問2 → 答え+理由

準2級✓

印刷済みの Hi, 〇〇! / Thank you for your e-mail. の続きから書く。骨組みは毎回同じ。

部役割使う型({ }に入れる)語数の目安
① 反応下線部の話への一言That sounds fun / exciting. / I'm glad you ~.5語前後
② 質問1下線部の特徴を聞くHow big / What kind of ~ is it?5〜8語
③ 質問2別の切り口で聞くAlso, when / where / who ~?5〜10語
④ 答え相手の質問に答えるAbout your question, I think 意見.8〜12語
⑤ 理由答えの理由を1〜2文理由, and 補足. / 理由, so 結果.15〜20語
穴埋めテンプレ(赤字を差し替える)

メモ① That sounds fun.

メモ② How big is your garden?

メモ③ Also, when can you pick your first tomatoes?

メモ④ About your question, I think more young people should try it.

メモ⑤ Growing vegetables helps them learn where their food comes from, and it is also a good way to relax.

ポイント:①〜③を先、④⑤を後にすると、質問2つを書き忘れない。答えを先に書く順番(④⑤→②③)でもよいが、その場合は By the way, I have two questions about ~. などでつなぐ。

線引き:意見論述のような結論の言い直しは不要。語数を食うだけ。Best wishes, は印刷済みなので、締めの文も要らない。

具体的な質問の作り方

必須

「具体的な質問」の条件:下線部について・Wh-で・まだ書いていないこと

準2級✓

公式の指示は「下線部の特徴を問う具体的な質問を2つ」。次の3つを満たせば、ほぼ外さない。

  1. 下線部そのものについて聞く(相手の家族・学校など、下線部の外の話を聞かない)
  2. When / Where / What / Who / Why / How で始める(Yes/No で答えが終わる質問より、特徴を聞いていることがはっきりする)
  3. メールにもう書いてあることは聞かない(読み方の③)
弱い質問理由具体的な質問
Do you like your garden?Yes/Noで終わる。特徴を聞いていないHow big is your garden?
What did you plant?トマトときゅうりと書いてあるWhen can you pick your first tomatoes?
Is your father kind?下線部(庭)ではなく人の話What kind of tools do you use in the garden?
What is a garden?特徴ではない/相手に失礼How often do you work in the garden?

ポイント:質問は2つで別々の切り口にする(大きさ+時期、場所+料金 など)。同じことを言い換えた2つは、実質1つと見られるおそれがある。

注意:質問を3つ以上書く必要はない。語数を使い切ってしまい、相手の質問への答えが書けなくなるほうが危ない。

必須

質問の型ストック(下線部の種類別)

準2級✓

下線部は、だいたい「もの」「場所」「イベント・活動」「人」のどれか。種類ごとに2つずつ型を持っておく。

下線部の種類質問1質問2
もの(新しい自転車・アプリ など)How much did it cost?What color is it? / Where did you buy it?
場所(新しい店・図書館 など)Where exactly is it?What time does it open / close?
イベント(祭り・大会 など)When will it be held?How many people will join it?
活動(部活・習い事 など)How often do you practice?Who teaches you?
人(留学生・新しい先生 など)Where is he / she from?What is he / she interested in?
食べ物・料理What does it taste like?Is it difficult to make? → How long does it take to make?

ポイント:迷ったら How big / How much / How long / How often / What time / Where のどれかで作る。どの下線部にも1つは当てはまる。

相手の質問への答え方

必須

答えやすい側を選ぶ+理由は1つを厚く

準2級✓

相手の質問(例:Do you think students should read more books?)には、意見論述と同じく書ける側を選ぶ。本心でなくてよい。語数が少ないので、理由は1つをていねいに書けば足りる。

答えの型

メモAbout your question, I think / don't think 相手の質問の文をそのまま使う.

メモ理由, so 結果. / 理由, and もう1つの小さな理由.

相手の質問答えの書き出し(質問の語をそのまま使う)
Do you think more young people should try growing vegetables?I think more young people should try it.
Do you want to go abroad in the future?I want to go abroad someday.
Which do you like better, A or B?I like A better than B.

注意:答えがYes/Noだけ、理由なし、は「わかりやすく答える」を満たしにくい。答え+理由をセットで書く。

必須

下書きメモ(1〜2分)

準2級✓

本文を書く前に、問題冊子の余白に日本語か単語でメモする。

メモ欄書くこと
下線部何についての質問か
聞かないリストメールにもう書いてあること
質問1 / 質問2How big? / When?(切り口が違うか)
相手の質問への答え賛成 / 反対 + 理由   
語数の見当5+8+10+10+15 ≒ 48語

ポイント:語数は1語ずつ数えず、1行あたりの語数を練習で覚えておき、行数で見当をつける。

模範解答(すべてオリジナル)

必須

模範解答1:答える側が賛成のパターン

準2級✓
練習用のEメール(オリジナル)

Hi!

Last weekend, my father and I started a small vegetable garden behind our house. We planted tomatoes and cucumbers, and I water them every morning before school. My father says growing food teaches us to be patient. Do you think more young people should try growing vegetables?

Your friend,
Ben

印このメールでは
① 下線部a small vegetable garden(小さな家庭菜園)
② 相手の質問もっと多くの若者が野菜作りをするべきか
③ 聞かないリスト誰と(父)/何を植えた(トマト・きゅうり)/いつ水をやる(毎朝)

解答欄の前後(印刷済み):Hi, Ben! / Thank you for your e-mail. …… Best wishes,

返信(解答欄に書く部分)46語(目安 40〜50)

That sounds fun. How big is your garden? Also, when can you pick your first tomatoes? About your question, I think more young people should try it. Growing vegetables helps them learn where their food comes from, and it is also a good way to relax.

ポイント:質問は大きさ(How big)と時期(when)で切り口が違う。どちらもメールに書かれていない情報。答えは I think ~ should try it. と相手の質問の語をそのまま使っている。

必須

模範解答2:答える側が反対のパターン

準2級✓
練習用のEメール(オリジナル)

Hi!

Last month, a new library opened near my house. It has a lot of comic books, and there is also a small café inside. I have been going there after school with my friends, and now I read more books than before. Do you think students should read more books?

Your friend,
Emma

印このメールでは
① 下線部a new library(新しい図書館)
② 相手の質問学生はもっと本を読むべきか
③ 聞かないリストいつできた(先月)/場所(家の近く)/マンガがある・カフェがある
返信(解答欄に書く部分)49語(目安 40〜50)

It sounds like a nice place. How many books does the library have? Also, what time does it close on weekends? About your question, I don't think students need to read more books. They are already busy with homework and club activities, so they need more time to rest.

ポイント:本心は賛成でも、理由を簡単な英語で書けるほうを選んでよい。ここでは「忙しい → 休む時間が必要」という短い因果(so)で1つの理由を書いている。

必須

0点になりうる答案の例(メールに対応していない)

準2級✓

模範解答1と同じメールへの、やってはいけない返信(オリジナル)。英語は正しくても、課題を満たしていない。

That's great. I like gardens too. My grandmother has a big garden in the countryside, and I visit her every summer. We grow many kinds of vegetables there. I think gardening is very good for our health because we can eat fresh food and move our bodies.

(47語)

  • 下線部(Ben の庭)への質問が1つもない
  • 自分の祖母の庭の話で、相手のメールの内容に応じていない
  • 相手の質問(若者は野菜作りをするべきか)に答えていない(健康の話にずれている)

注意:公式の注意:解答が相手のEメールに対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがある。

減点を避ける

必須

提出前チェックリスト

準2級✓
  • 下線部についての質問が2つあるか(? が2つ)
  • 2つの質問は下線部についてで、メールに書いていないことを聞いているか
  • 相手の質問に答えているか(答え+理由)
  • 語数が40〜50語の目安に収まっているか(印刷済みの Hi / Thank you / Best wishes は数えない)
  • 解答欄の外に書いていないか(採点されない)
  • 疑問文の語順(疑問詞+do/does/did/be+主語)と、最後の ?
  • 名前を書き足していないか(書く必要はない)

ポイント:疑問文の語順ミスは、そのまま文法の失点。Where you bought it? ではなく Where did you buy it?。自信がなければ How big is ~? のような be動詞の疑問文を選ぶ。

ここから上を狙うなら

差がつく

語数の調整:足りないとき・多いとき

準2級✓
状況やること
40語に届かない⑤理由に so ~ / and ~ で結果を1つ足す。①反応に I'm happy to hear that. を足す
50語を大きく超える①反応を短くする(That's great.)。質問の前置き(I want to ask you ~)を消す

ポイント:削るのは①と前置きから。質問2つと答えは削らない。

差がつく

反応の一文ストック

準2級✓
場面英語
楽しそうな話That sounds like a lot of fun.
新しく始めた・手に入れたI'm glad to hear that you started ~.
うらやましいI wish I could do that, too.
驚きWow, that's amazing!

ポイント:反応は1文だけ。自分の体験談を長く書くと、メールへの対応がぼやける(0点例を参照)。

ここまでは不要

ここまで不要

結びの定型文(I'm looking forward to your reply. など)

準2級✓

返信の最後に結びの文を入れる答案は多いが、Best wishes, は印刷済み。

線引き:結びの文は採点上の必須要素ではない。語数が40語に届かないときの調整用として持っておけば十分。

ここまで不要

件名・署名・手紙の書式を覚える

準2級✓

件名、日付、宛名、署名の書き方などのメールの書式。

線引き:書き出し(Hi, 〇〇! / Thank you for your e-mail.)と Best wishes, は印刷済みで、名前も書かなくてよい。書式の暗記は不要。

確認問題

頭の中(または紙)で答えてから開く。

Eメール問題が出るのは何級? 2級で出ることは?

準2級。2級・準1級・1級と準2級プラスには出ない(2級以上は要約+意見論述)。3級にもEメールはあるが、2つの質問に答える形式で、語数も15〜25語と違う。

準2級のEメールで、返信の中でやるべきことを2つ挙げる。

①相手のメールの質問にわかりやすく答える ②下線部の特徴を問う具体的な質問を2つする。語数の目安は40〜50語。

下線部が a new bike、メールに「青い自転車を父に買ってもらった」とある。What color is it? はよい質問?

よくない。色(青)はメールに書いてある。例:How much did it cost? / Where do you usually ride it?

Do you like the festival? を、特徴を問う具体的な質問に書き直す。

例:When will the festival be held? / How many people come to the festival?(Wh- で、祭りそのものの特徴を聞く)

返信に「自分の祖母の庭の話」だけを書いた。英語は正しい。何が問題?

相手のメールに対応していない。下線部への質問も、相手の質問への答えもない。公式の注意では、0点と採点されることがある。

書いた答案が36語だった。どこを足す?

答えの理由に so / and で結果を1つ足すか、反応の一文を足す。質問を3つ目に増やすより、答えを厚くするほうが安全。

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